その、マンションは弁護士の管理している不動産屋が管理してからは、一切建物の維持管理はしなく、ゴミの集積場などはゴミのたまり放題になり、廊下の電気は球切れ放題です。まるで、スラム街になってしまいました。
貸主様は、家賃だけもらって、知らん振りです。そのつど、Aさん以外の入居者からもなんとかならないのかと、苦情の連絡がかなりありましたがもう当社の管理しているマンションではないので、答え様がありませんでした。
そして、12月の後半の競売開札が来ました、そのマンションは、何と9件の入札があり大変な人気でした。落したのは、都心の不動産業者でした。もう、不動産屋が落札したら、これから先も当社が管理する事など、無理だと思い1月始めに入居者の保護だけはして下さいと連絡をしました。(平成元年新築時から12年間も当社で管理していましたので、例え管理は離れても入居者のつみほろぼしです。)
ところが、なんと落札した業者の所有になったら、また、当社に管理して欲しいと言ってくれました。何て、ラッキーなんだろう。その不動産屋(これからB不動産と呼びます)の所有になるのは平成13年2月21日それからは、また当社が管理すると入居者全員に言える。(あーあー良かった)平成13年2月10日、B不動産から10日後に自分のものになるが、Aさんのベランダがあまりにも酷いし、マンションのメーターボックスがさびだらけなので何とかして下さいと連絡があり、早速Aさんに通知を入れ、リフォーム業者(これからY君と呼びます)を手配しました。

しかし、Aさんからの連絡はありませんでした。おかしいなー、いつもすぐ連絡くれるのに?そう言えば、最後に会ったのは12月の終わりだもんなー。Y君にマンションを見にいってもらったのですが、なんかAさんの部屋の前だけ臭いと言い、おかしいと言います。Aさんの部屋の前が臭いのは、毎度の事です。Y君にいつもの事だよと言いましたが普通でない言って聞きません。
とにかく、同業者さん来て下さいと言い部屋の前まで行ったのですが、なんか、前より臭いなー、あとなんかカビ臭いなー、前より変だぞと私も思いました。(ちなみに私もY君も死臭は嗅いだ事が有ります。それは、臭いぞ−・・・)
会社に戻り社長に、私もY君も、Aさんの部屋の前が臭いので、もしかしたら、死んでいるんじゃないですかと言いましたが、おまえらは2人は、大袈裟コンビだと言って、相手にしません。仮に死んでいれば、もっと臭いとに入居者から苦情が来るぞと言って意地でも相手にしません。あー、むかっく。もし立会いがあれば絶対社長にも行ってもらうぞと心から思いました。
Y君の工事も終わり、Aさんからの連絡も来ず、とうとう、B不動産、所有日の2月21日が来ました。各入居者に所有者変更の通知を入れましたがAさんだけが連絡も通知も1週間待っても来ません。再度、通知を入れたのですが、まだありません。
そして、3月6日にAさんの玄関の扉に「至急、連絡下さい」と張ろうと思ったのですが、扉がほこりだらけで、張れないので、ノブに張りました。この後、玄関は鍵がかかってないとわかります。(あー、わからなくて良かった)B不動産には事の経緯は話しました。3月7日10時、私の携帯電話が鳴りました。
今日は、ここまでにします・・・・次回は、怒涛の運命のドア開くです。凄い事になります。
●まだあります、凄い写真。次回は、「運命のドア開く編」です
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