その後についてお書きします。Aさんが何故、マンションに入居していたのかについては、以前住んでいた、アパートが取り壊しの為、立ち退きで来ました。アパートに住んでいた時は、まつたく普通に住んでいたとの事です。それは、亡くなった後に以前管理していた業者に聞きました。ですので、私が思うには、一人暮らしの寂しさや高齢の為ボケが始まったためだと思います。誰かに気付いてもらいたかったのでしょう。小さい子供と一緒では、ないかと思います。
その後、Aさんの保証人(仙台在住)に連絡をとり事情を説明し部屋に立会ってもらう約束をしたのですが、何と子供が3人いました。(25才位から35才位までと思います。)子供がいた事は、Aさんに聞いたことも無くまったく知りませんでした。子供たちが小さい頃に離婚したとの事です。ですので、別れてからは、まったく音信不通との事でした。
始めは、3人の子供たちは、けんか腰で敷金でかたをつけろと言いましたがとにかく部屋を見てくださと言い、部屋を見せましたらあ然として1人など吐きそうになりました。結局、修理代及びゴミ処分代58万円を3人の子供たちに支払ってもらいました。
(請求するのはつらいものがありますよ・・・本当は取れないと思っていましたので・・・)事が事の為、金額はかなり高いと思います。
子供たちが言うにはAさんは、昔から借金癖があり小さい頃から借金取りが毎日の様に来て、それが耐えられず離婚したとの事でした。又、かたずけの際ポストを見ましたら、サラ金の督促が少なくとも大手、街金を含めて7社以上はありました。
最終的に合計600万円位あったそうです。(よく、高齢者にお金を貸すな−?回収出来ると思うのかなー?)借金癖は、死ぬまで、なおらなかった様でした。年金や国からの援助がありましたので暮らしていくには、困らなかったはずです。飲む、打つ、買うは多分してないと思います。いったい、何に使ったかは今でも疑問です。
ちなみに、この部屋は次の人にすぐ貸しました。自殺や殺人でない場合は次の人に言わなくてもよいとの事だと弁護士が言っていましたので・・・
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