 |
 |
(家族5人の部屋) |
(単身1人の部屋) |
原因
結露問題は、いつも不動産屋さんを悩ます原因の一つです。入居者側から言わせると、建物の構造が悪いから結露が出ると言う事になるし、大家側に言わせると、他の部屋からは結露は出ていないので、入居者の使用の仕方が悪いと言う事になる。
しかし、実際的にはいろんな要素が重なって、結露が発生するので、どちらが悪いと断定する事はできない。原因の一つは、やはり建物の施工の問題がある、壁面の断熱が充分で無いと結露は発生しやすい。
又、上の写真のように、居住する人数によっても、これだけ差が出る。人数が5倍になると、洗濯の量も5倍、入浴時間も5倍になるため、それだけ結露は発生しやすい。
しかし、日常生活で注意する事により、ある程度、防ぐ事ができますので、下記の対策法を参考にしてください。
対策法
- とにかく、マメに室内を換気(空気の入れ替え)する。
- 換気扇を常時、回しておいたり。1日に何度か窓を空けて、室内の空気の入れ替えをする
- ロスナイという、外気と室内気の熱交換をして、外気を暖めてから室内に取りこむ換気扇もあるので、大家さんに相談してみましょう
- 除湿機の購入(2万円〜5万円)
- ワンルームや2室での1人暮らしで結露が出る場合には、除湿機を導入すると結構、効果があります。大家族や大きい部屋のタイプでは、あまり目に見えて効果は感じられないが、無いよりは、あった方が良い
- 家具類の配置を変える
- 壁面に家具類を置く場合は、少なくとも5cm〜10cm、壁面から離し配置しましょう
- 外に直接接している壁面には、なるべく家具類を配置しない。部屋と部屋の間の壁面には、結露は発生しません
- ポータプルストーブの使用はやめる
- 給排気を室内で行うポータブルストーブは、結露原因の一番です。給排気を外気で行うFFストーブや、煙突式のストーブに変えましょう

|