家賃も支払えない多重債務者には、自己破産をすすめよう。 金融会社にとって自己破産は、迷惑な話しだが不動産業者にとっては喜ばしいことである。 なぜなら、今まで金融会社に支払われていた金額が、家賃の支払いに回ってくるからだ、実際に自己破産をして、家賃滞納常習者でなくなった入居者が多数いる。 入居者へのアドバイスとしては、自己破産の案件を多数扱っている弁護士の紹介や、自己破産にかかる費用の目安などを教えてあげよう。 注意点としては、自己破産時の債権に家賃を含めないよう言っておこう。 又、自己破産の手続きが始まると金融会社の取り立てがなくなるので、優先的に滞納家賃を支払うようクギを刺しておこう。
保証人も行方不明、親・兄弟・身内もいない、すでに自己破産しているが働いていないなど、将来的に家賃を支払っていける見込みがなかったり、家財道具等を残して失踪(悪い夜逃げ)するおそれがある時は、最後の手段として夜逃をススメよう(良い夜逃げ)。 滞納家賃を回収しながら物件から退去(夜逃げ)させるのは、現実的にかなり困難である。なぜなら、退去するためには、次に移り住む場所の家賃・礼金・敷金・引越し費用などがかかるためである。しかし、「滞納家賃を免除するから出て行け」と言うと、不思議と金を作ってくる者が多い、人間 前向きな事には一生懸命になるようだ。 具体的には、一番のオススメは公営住宅が良いだろう、家賃や費用も安い、問い合わせ先や応募方法など調べて(役所に問い合わせるとわかる)本人に教えよう。次は不動産業者の紹介、入居申し込みの審査の甘い業者を2〜3社を教えてあげよう、審査に通りやすいように、引越しの理由や保証人・服装などをアドバイスしてあげよう。そして、期限を決めてキレイに全て夜逃げしてもらおう。