北海道には魅力がたくさんあります。
しかし、何が北海道の魅力か問われたら、具体的に答えられない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では北海道の魅力について、観光スポットや食べ物、グルメと様々な観点から紹介します。
人を惹きつける北海道。
そんな北海道の魅力を余すことなくお伝えするので、チェックしましょう。
目次
北海道は全国魅力度ランキング14年連続1位

ブランド総合研究所が発表している全国魅力度ランキングで、北海道は14年連続1位に輝いています。
調査開始から1度も順位が下がることなく、1位をキープし続けているのです。
そのうえ、2位の京都はスコアが56.4点で北海道は73.4点と、その差も大きく堂々たる地位を確立しています。
それほど人を惹きつける北海道について、具体的にはどのような魅力があるのか紹介します。
北海道の魅力的な観光スポット

北海道にはたくさんの観光スポットがあります。
そこで北海道で特に魅力的な観光スポットを、道南、道央、道北、道東にわけて、それぞれ紹介します。
道南の魅力的な観光スポット
まずは道南の魅力的な観光スポットである函館を紹介します。
函館

北海道には魅力的なスポットがたくさんありますが、なかでも函館の夜景は北海道の魅力的な観光スポットとして外せません。
函館の夜景は世界三大夜景の1つに数えられており、香港やナポリと肩を並べています。
函館の夜景が美しい理由は2つあります。
1つめは函館山の高さです。
函館山の高さは334mと、夜景に対して角度がおよそ10度になっています。
この角度は景観を見るのに最も適している角度と言われているのです。
そして2つめの理由は、函館の地形にあります。
函館山から見ると、手前は狭まっており奥に行くほど広がっている地形になっているので、奥行きがあるように見えるのです。
そのため、函館の夜景は道南の魅力的な観光スポットとして挙げられます。
道央の魅力的な観光スポット

道央の魅力的な観光スポットを以下の2つ紹介します。
- 大通公園
- 登別温泉
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大通公園

札幌の中心部にあるのが大通公園です。
大通公園と言われてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。
大通公園は冬にはあの有名な「雪まつり」の会場になっている公園です。
春は「ライラック祭り」、夏は「ビアガーデン」、秋は「オータムフェスト」もこの大通公園で開催されています。
また、大通公園の東には「さっぽろテレビ塔」が建っており、展望台から札幌の街並みを一望できます。
登別温泉

北海道にある数多くの温泉のなかで、最大の温泉が登別温泉です。
登別温泉は1つの温泉郷で9種類の温泉が湧き出ているとても珍しい温泉地で、「温泉のデパート」とも呼ばれています。
いくつもの泉質の温泉を楽しめる温泉宿も多く、湯めぐりができるのも登別温泉ならではといえるでしょう。
新千歳空港や札幌からのアクセスもいいため、北海道を訪れたら訪ねたい観光スポットです。
道北の魅力的な観光スポット
次に、道北の魅力的な観光スポットを3つ紹介します。
- 青い池
- 旭山動物園
- 宗谷岬
それぞれ詳しく見ていきましょう。
青い池

美瑛町にある青い池。その名の通り池の水面が青く見える美しい池です。
青く見える理由は、池の上流にある白金温泉地区から湧き出ている温泉に、アルミニウムの粒子が溶け込んでいるからです。アルミニウム粒子に太陽光が反射することで、湖が青く見える美しい風景を生み出します。
残念ながら太陽光が弱い時間帯や曇りの日などは綺麗な青色に見えないこともあります。訪れる際の天候には気をつけましょう。
条件によってはエメラルドグリーンやライトブルー、コバルトブルーなど、表情が違って見えることも青い池の魅力です。
旭山動物園

日本で最も北にあるのが旭山動物園です。それゆえに、寒い地域に住んでいるペンギンやアザラシ、ホッキョクグマなどが生き生きと飼育されています。
特に、雪が降る季節に行われるペンギンの散歩はとても人気なイベントです。普段は柵の中でしか見られないペンギンが歩く姿を近くで見られます。
また、旭山動物園では動物の生態に合わせた行動展示を行っています。
ほかの動物園ではなかなか観察できない姿を見られるかもしれません。
宗谷岬

稚内市にある宗谷岬は北緯45度31分にある、日本最北端の岬です。
宗谷岬には「日本最北端の地の碑」が建てられています。
その名の通り日本の最北端に建てられた碑で、北国のシンボルである北極星の一稜をモチーフにした記念碑です。
また、宗谷岬には探検家である間宮林蔵の銅像も建てられています。
近くの売店では訪れた日付のスタンプが押された「日本最北端到着証明書」が販売されており、記念に購入する人も少なくありません。
道東の魅力的な観光スポット
最後に、道東の魅力的な観光スポットを3つ紹介します。
- 知床
- 知床国立公園
- 釧路湿原
それぞれ詳しく見ていきましょう。
知床

知床は2005年に世界自然遺産として登録されました。
海の生態系と陸の生態系に特徴的な相互関係があることや国際的にも希少な生物が生息していることから、日本で3つめの世界自然遺産となったのです。
知床には、知床国立公園区と遠音別岳原生自然環境保全地域、知床森林生態系保護地域の3つの地域が含まれています。
手付かずの自然が残る知床だからこそ、世界自然遺産として今もなお雄大な自然が保護されているのです。
知床国立公園

知床国立公園では豊かな自然を感じられます。
特に人気があるのは、知床五湖の散策コースです。散策コースは高架木道と地上遊歩道の2つあります。
高架木道は1つの湖を見て回れる、往復で1.6kmの短いコースです。
もうひとつは地上遊歩道で、知床五湖すべての湖を楽しめる一周3kmの長いコースになっています。たくさんの動植物を観察できますが、ヒグマが発見されたり痕跡が見つかったりすると閉鎖される可能性もあるので気をつけましょう。
釧路湿原

釧路湿原はラムサール条約の第一号である、日本最大の湿原です。
釧路湿原には、氷河期の遺存種と言われるキタサンショウウオや、日本最大の淡水魚であるイトウなどの希少な動植物も生息しています。
特にタンチョウは冬の釧路湿原のシンボルとなっており、餌やり場やタンチョウを見られるスポットがあるのです。
また釧路湿原では大自然を感じるだけでなく、カヌーやトロッコに乗ったり乗馬できたりとアクティビティも楽しめます。
北海道の魅力的な食べ物

北海道には海鮮や農産物など、魅力的な食べ物がたくさんあります。
そこで、代表的な食べ物を紹介します。
親潮と冷たい海が育む海鮮
北海道は太平洋、日本海、オホーツク海の3つの海に面しているため、多種多様な海産物が採れます。
親潮と黒潮がぶつかる潮目には魚のえさとなるプランクトンが豊富で、えさをたくさん食べた栄養たっぷりの魚が集まります。そのため、親潮と冷たい海が育む北海道の海鮮は、栄養満点で美味しいのです。
そんな北海道の海鮮について、どのようなものがあるか紹介します。
カニ
北海道といえばカニ、といっても過言ではないほど有名な海鮮がカニです。カニの水揚げ量は日本で北海道が一番多く、毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニなどさまざまな種類のカニが獲れます。
カニの旬は冬のイメージがあるかもしれませんが、毛ガニは年中水揚げされます。タラバガニやズワイガニも冬はもちろん、流氷が去る4月から5月が一番美味しいとも言われることもあるのです。
茹でても焼いてもカニ味噌までも美味しいカニを、ぜひ堪能してください。
いくら
北海道は日本一のいくらの産地です。
いくらの旬は親である鮭と同じ9月から11月で、特に9月下旬から10月中旬ごろは味の濃さや食感のバランスがよいいくらを味わえます。水揚げしてすぐの新鮮な鮭の卵を使っているため、ほかの産地のいくらに比べて生臭さがありません。
北海道の市街地でもいくらを食べることはできますが、鮭の漁場がある石狩地方などで食べられるいくらは絶品です。濃厚な旨味を感じられます。
ウニ
ウニは北海道で一年を通して獲れる海産物で、特に5月から8月に日本海側の利尻や礼文、積丹で穫れるウニが美味しいと言われています。
旨味成分がぎゅっと詰まった昆布を食べて育ったウニが穫れるのです。濃厚でクリーミーなウニが口の中でとろけます。
北海道のではムラサキウニやバフンウニが獲れ、種類によって異なる味や食感を食べ比べてみるのも面白いです。
牡蠣
牡蠣といえば北海道以外の産地を思い浮かべるかもしれませんが、実は年中牡蠣が穫れるのは北海道の厚岸だけなのです。
厚岸の海の塩分濃度が牡蠣の生育に適しており、一年を通して水温が10度くらいに保たれているため、一年中牡蠣を楽しめます。
特に冬は寒さに耐えようと旨味成分となるグリコーゲンを蓄えるため、美味しい牡蠣が味わえます。
海鮮を楽しむなら海鮮市場で
海鮮を楽しむなら、新鮮な海産物の揃う海鮮市場がおすすめです。
近くの食堂や飲食店で食事をしてもいいですが、お土産や自宅で食べるためにぴったりの海産物を購入することもできます。
ここでは北海道で人気な8つの海鮮市場を紹介します。
- 札幌中央卸売市場 場外市場
- 札幌二条市場
- 函館朝市
- はこだて自由市場
- 小樽中央市場
- 南樽市場
- 網走感動市場
- 釧路和商市場
札幌中央卸売市場
1つめに紹介する札幌中央卸売市場には、海産物のみならず北海道のありとあらゆる食料品が集まります。
しかし、卸売りを主としているため一般人は購入できません。
そこでおすすめなのが札幌中央卸売市場の近くにある場外市場です。
場外市場では一般人でも海産物を購入できます。
海産物のほかにも農産物からお菓子まで取り扱っているため、お土産にもよいでしょう。
海鮮を楽しめる食堂もあるため、その場で新鮮な魚介類をいただくこともできます。
札幌二条市場
2つめに紹介するのは、札幌二条市場です。
札幌二条市場は大通公園の近くにあるためアクセスもよく、観光と海鮮を同時に楽しめます。
気軽に足を運べる札幌二条市場ですがその歴史は古く、100年以上続く市場です。
新鮮な海産物をそのまま扱っているお店はもちろん、一夜干しなどの加工をした海産物も扱っているお店がたくさんあるため、日持ちするものも購入できます。
のれん横丁にはすしや海鮮丼を味わえる飲食店もあるため、ぜひ美味しい海鮮を楽しんでください。
函館朝市
3つめに紹介するのは、函館朝市です。
北海道の数ある市場の中でも特に有名で、テレビ番組などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
近年建物の建て替えが行われ、とても綺麗な外観になっています。
活気がありとてもオープンな雰囲気で、店員さんとの会話も楽しめるのが特徴です。
函館朝市では海産物を購入するだけでなく、海鮮丼なども食べられます。
イカ釣りができるスポットもあり、子どもから大人まで楽しめる魅力的なスポットです。
はこだて自由市場
4つめに紹介するのは、はこだて自由市場です。
函館朝市と同じく函館市にある市場ですが、函館朝市とはまた違った特徴があります。
函館朝市はアクセスがよいこともあり観光客でにぎわっていますが、はこだて自由市場は地元に密着した市場です。
飲食店が仕入れを行うほど信頼が厚く、店員さんは海産物の知識が豊富です。
どのように調理すれば美味しく食べられるかも知っているので、ぜひおすすめの食べ方を尋ねてみましょう。自分では思いつかないような、新しい発見があるかもしれません。
小樽中央市場
5つめに紹介するのは、小樽中央市場です。
海産物だけでなく、農産物やお惣菜などたくさんの種類の食料品を扱っており、
そのため、食べ歩きができることが小樽中央市場の魅力です。
特に「イカメンチ」は他では食べられないお惣菜で、人気があります。
小樽中央市場は3つのビルでできており、居酒屋やバーがあるビルではひと休みできます。
食堂や海鮮丼屋さんもあるのでランチも楽しめるのです。
南樽市場
6つめに紹介するのは、南樽市場です。
先程紹介した小樽中央市場と同じく小樽市にある市場で、観光客にも地元の人にも人気があります。
その人気はお客さんが多すぎて南樽市場だけではまかなえず、店員さんたちが新南樽市場を作ったほどです。
市場がもう1つできてしまうくらい賑わっているなんて、すごいですよね。
レトロなお店が30軒ほどある南樽市場では、海産物はもちろん、八百屋さんや果物屋さんもあり、お惣菜屋さんではかまぼこやフライも売っています。
網走感動市場
7つめに紹介するのは、網走感動市場です。
新鮮な魚介類やとれたての農産物が品揃え豊富に並んでいます。
産地直送価格なので、美味しい魚介類や農産物がリーズナブルな価格で手に入るのも魅力的です。
7月から9月には朝の6:30から網走感動朝市が開催され、カニの鉄砲汁がついた焼き魚定食や海鮮丼などを食べられます。
そのうえ、売られている魚をその場で刺身にして食べることもできるのです。
網走市内のホテルでは朝食の代わりに網走感動朝市で使えるチケットを発券しているところもあるほどで、網走の夏の風物詩となっています。
朝食は網走感動朝市で美味しい海鮮を味わってはいかがでしょうか。
釧路和商市場
8つめに紹介するのは、釧路和商市場です。
釧路和商市場は市民の台所と呼ばれ、1954年の設立当初から地元の人に愛され続けています。
釧路和商市場といえば食べておきたいのが「勝手丼」です。
ご飯や酢飯を取り扱っているお惣菜屋さんでご飯を購入し、自分の好きな海鮮ネタをのせて作るどんぶりを「勝手丼」といいます。
好きなものばかりをのせたオリジナルの海鮮丼を新鮮な海産物で作れる市場なんて、なかなかありません。
カニ汁や漬物を売っているお店もあるので、勝手丼のお供にいかがでしょうか。
海鮮ネタは季節によっても種類が違うので、何度訪れても楽しめそうです。
雄大な自然が生み出す農産物
北海道には雄大な自然が生み出す農産物もたくさんあります。
お米や野菜、肉類など、どれをとっても北海道の食べ物は格別です。
ここからは北海道の魅力的な農産物について紹介します。
地域によって品種が異なるお米
北海道では産地によってお米の品種が様々です。
最も生産量が多い品種は「ななつぼし」で、北海道米の作付面積のおよそ半分を占めています。
他には「ゆめぴりか」「ふっくりんこ」「おぼろづき」や「はくちょうもち」というもち米も北海道で生産されているのです。
ななつぼしは全国食味ランキングで11年連続特Aを獲得しています。あっさりとしており、おかずの相性が抜群です。
ゆめぴりかも全国食味ランキングで10年連続特Aを獲得しています。
もっちりとしていて甘みが強いため、お米の旨味を味わいたいときにおすすめです。
ふっくりんこはその名の通りふっくらとしています。
おぼろづきは粘り気が強く独特の風味があり、おにぎりにするとおこわのような食感を楽しめるのです。
それぞれ甘みや粘り気が異なるため、食べ比べてみるときっと好みのものが見つかるでしょう。
雄大な自然で育った野菜
北海道は美味しい野菜もたくさん採れます。
- ばれいしょ
- 玉ねぎ
- とうもろこし
- かぼちゃ
- 人参
- ブロッコリー
- 大根
- 長芋
- アスパラガス
- ゆり根
生産量が全国一位の野菜もたくさんあるのです。
北海道は寒暖差が大きいため、甘くて美味しい野菜ができます。
雄大な自然で育った野菜をぜひ堪能してください。
広大な大地で育った肉類
北海道では広大な大地で育った肉類も魅力的な食べ物の一つです。
牛や豚のみならず、羊も有名です。
たとえば、富良野市で生産されている「ふらの和牛」というブランド牛は、富良野盆地で育てられています。
ふらの和牛は谷口ファームという一軒のみが生産している、非常に希少な黒毛和牛です。
「サチク赤豚」は広い土地で育てられたブランド豚です。
通常の豚は生後5ヶ月で出荷されるのに対し、サチク赤豚は生後6ヶ月まで体重を管理して育てられます。
それにより、臭みのないあっさりとした脂質の豚になるのです。
北海道で味わいたい魅力的なグルメ

北海道には美味しい食べ物がたくさんあります。
そんな美味しい食べ物を使ったグルメも、もちろん絶品です。
なかでも北海道を訪れたら味わいたい魅力的なグルメについて紹介します。
北海道といえばやっぱりジンギスカンも

北海道の魅力的なグルメとして挙げられるのがジンギスカンです。
北海道の各地に、ジンギスカンが美味しいお店もたくさんあります。
ここでは絶品ジンギスカンが楽しめる北海道の人気店を3つ紹介します。
ジンギスカン 羊飼いの店 『いただきます。』
ジンギスカン 羊飼いの店『いただきます。』は、札幌市にある牧場直営のお店です。
提供している羊肉はすべて北海道産で、クセがなく食べやすいお肉を楽しめます。
ジンギスカンはもちろん、牧場直営だからこそなかなかお目にかかれないロースやヒレ、中落ち、内臓などの希少部位も食べられるのです。
お肉は旨味が強いのでシンプルに塩コショウで食べてもよし、特製のタレで食べてもよしで、もちろん両方の味を楽しむこともできます。
ジンギスカン 羊羊亭
ジンギスカン 羊羊亭は函館でジンギスカンを食べ放題で楽しめるお店です。
生ラムロースや生ラムランプなどを注文でき、心ゆくまでジンギスを食べられます。
もちろん単品で頼むこともできるので、食べ放題が苦手な方でも美味しいジンギスカンを堪能できます。
ジンギスカン白樺 帯広本店
帯広市にあるジンギスカン白樺 帯広本店は、1957年創業の老舗です。
お肉のサイズ感や厚みが考え抜かれたカット方法で、ブレンドや部位にもこだわっています。
そのうえ価格もリーズナブルであるため、観光客のみならず地元の人が何度も訪れるほど人気のお店です。
北海道ラーメンも魅力的

北海道のグルメとしてラーメンも外せません。特に札幌ラーメン、旭川ラーメン、函館ラーメンは北海道三大ラーメンとして知られています。
ほかにも利尻ラーメンやガタタンラーメンなどたくさんの種類がありますが、今回は北海道三大ラーメンを紹介します。
札幌ラーメン
札幌ラーメンは味噌ベースのスープが特徴のラーメンです。
玉ねぎやキャベツ、もやしなどの野菜炒めがのっているラーメンが主流です。
札幌ラーメンを生み出したとされる「味の三平」ではチャーシューではなくひき肉を使っているので、ひき肉を使った札幌ラーメンを提供しているお店も多くあります。
旭川ラーメン
旭川ラーメンは醤油ベースのあっさりとしたラーメンです。
旭川では養豚が盛んだったことから、豚骨と魚介類の出汁を合わせたダブルスープがよく使われます。
スープにはラードを浮かべ、冷めにくくする工夫もされています。
函館ラーメン
函館ラーメンは塩ベースのスープを使ったラーメンです。
函館は開港を機に早くから中華料理が食べられていたこともあり、中国から伝わった本場のラーメンに近い味になっています。
具材もチャーシューやネギ、メンマなどオーソドックスなものが多く、さっぱりした味わいです。
北海道のザンギも魅力的なグルメ

ザンギは鶏の唐揚げに近いもので、唐揚げとの違いは下味がしっかりついていることです。ザンギは揚げる前に甘辛い醤油ベースのタレに漬け込みます。
今では骨なしのザンギも多いですが、もともと骨ごとぶつ切りにしたものを揚げていました。最近では鶏だけではなく、タコや牡蠣のザンギも食べられます。
北海道に伝わる郷土料理の石狩鍋

石狩鍋は石狩地区の郷土料理です。鮭や鱒、たっぷりの野菜を使い、味噌で味をととのえた鍋を指します。
石狩鍋はもともと、漁師さんが獲ってきた鮭や鱒を鍋にしたことがルーツです。秋は鮭、春は鱒が旬なので、秋から早春には鮭の石狩鍋が、春から早秋には鱒の石狩鍋が楽しめます。
まとめ

今回は北海道の魅力について紹介しました。
観光スポットや食べ物、グルメなど、たくさんの魅力がある北海道。あなたもぜひ北海道の魅力を堪能してください。