北海道の住みやすさ、6都市徹底分析!

ポスト シェア LINEで送る

自然豊かで広大な北海道への移住。憧れはもちろんあるけれど、実際の住みやすさで選ぶとしたら、その広大さゆえの選択肢の多さに悩んでしまいます。

そこで、北海道のなかでもとくに人気のある6つの都市に絞り、それぞれの「住みやすさ」を分析してみました。

北海道への移住を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

北海道の住みやすさの理由

まず、北海道全域に言える「住みやすさ」をあげるなら、なんといっても「豊かな自然」です。四季の移り変わりがハッキリしていて季節感があり、食べ物も美味しいところがあげられます。

雪かきは大変だけど、こんなメリットも!

とはいえ、やはり「寒さが厳しい」「雪かきが大変」「冬は光熱費が高くなる」など、北国では仕方のないデメリットもあります。

しかし、それを覆すほどのメリットこそ北海道移住が人気の理由です。

夏が涼しく、梅雨や台風がない

冬が寒い分、夏は本州と比べて涼しく過ごせます。地域によってはジメジメした梅雨や台風がやってこない所もあり、春から夏にかけて全体的に気候が爽やかです。

湿気や暑さが苦手という人には、とても魅力的な環境ではないでしょうか。

食べ物がおいしい

新鮮な海の幸が当たり前に手に入り、農業が盛んで地産の食材を生かした飲食店が多いなど、生活に欠かせない「食」の部分の満足度が大きいことも特徴です。

また魚介類だけでなく、新鮮なお肉も手に入れやすいです。

ブランド牛から地鶏までさまざまなお肉が手に入るうえ、羊肉も当たり前に売られています。羊肉はミネラル類やタンパク質が多く含まれているため、健康食やダイエット食としても人気です。

同じ市内に都市部と農地があるという地域も多く、そのため食料品の物価が安い地域もあります。酪農がさかんなため、牛乳やチーズ、バターなどの良質な製品が手に入るでしょう。

また、豊かな自然が生み出す水源は非常に水質が良く、水道水も非常に美味しいことで有名です。とくに札幌市水道局の水道水は、なんとペットボトルで販売されているぐらいです。

食べ物のおいしさ、安さが移住の決め手となっている人も少なくありません。

家賃がかなり安い

北海道に住むにあたって、家賃が安いのは住みやすさの理由の1つになります。北海道は日本で一番家賃が安いと言われているほどです。

なぜ安いかというと、北海道の広大な土地には空き家や空き部屋が多いことと、住居を建てるための地価が安いことが挙げられます。

また、住居空間が広々としていることも、首都圏などとは大きく異なるポイント。夏になれば庭でバーベキューをするという家庭も、少なくありません。

広い家に住むと、心も広々としてくる気がします。

そして駅周辺は開発が進んだ場所や、開発計画が立ち上がっているという街も多く、今のうちに家を探しておこうと考えている人も多くいます。

ゴキブリがいない

「ゴキブリがいない」ことを、最大のメリットと言う人も少なくありません。北海道は年間を通して気温が低く、ゴキブリが繁殖しにくい環境になっています。

とくに冬は、ゴキブリが生存できる限界の気温(-5度)よりも遥かに下回ることがあるため、厳しい冬はゴキブリにも厳しいのです。

北海道に住んでいる人のなかには、生まれてからゴキブリを見たことがないという方もいるくらいです。苦手な方にとっては、うれしいポイントになります。

冬の室内がとても温かい

北海道の家には、厳しい冬を過ごす工夫が施されています。しっかりした断熱材を使用し、隙間が少なく、窓も2重構造となっています。室外の空気が入りづらく、室内の暖かい空気を逃がしません。

家の中のどこにいても温度にムラがないので、冬の室内はとても快適です。また住宅だけでなく、商業施設や電車内、タクシーの車内なども温かく保たれています。

北海道から上京してきた人が「東京の冬は寒い」とぼやくのも、よく聞くエピソードですね。

逆に夏場になれば、外の熱い空気が家の中に入ってこないため、より涼しく過ごせます。住環境を含めれば、都心部よりも快適に過ごせることもあるでしょう。

人柄も温かい

北海道へ移住した人は、「北海道は人付き合いが上手い」という印象を持つ方が多いようです。もちろん人の性格はそれぞれではありますが、人柄の良さを感じる機会は多くあります。

ほどほどに仲がよく、なおかつ自分のペースはしっかり保ち、余計な詮索はしてこない。移住者にとって心地よい距離感を保ってくれます。

これは北海道の歴史として、入植者で形成された社会背景があるからではないかと分析されています。

地元民は温かく移住者を迎え入れて、移住者側もそんな地元民に感謝し、尊重する。そんな理想的な関係を築いていけるでしょう。

冬こそが北海道の魅力

寒さや積雪、それに関係する渋滞や事故などはデメリットと挙げられる一方で、「冬こそが北海道の魅力」と力説する人も少なくありません。

ウィンタースポーツをする人にとって、市街地から「ちょっとそこまで」という感覚でスキーやスノボ・スケートに行けることは、何よりもメリットでしょう。

それに、ウィンタースポーツを嗜まない人にとっても、スキー場やスケート場は魅力的な観光地です。雪や氷を使った芸術作品や、雪や氷でつくられたホテル、飲食店なども並びます。

凍った湖でワカサギ釣り。雪の中を走るSLや、流氷の中を進むクルーズ。運が良ければ、クリオネにも出会える流氷の中のダイビング。

あまりの寒さに凍りついた滝や、宝石のように輝く凍った海。ライトアップされてロマンチックな冬の森に、雪に覆われた街や平原も、北海道らしい心躍る風景です。

厳しくも美しい冬を越えた春の芽吹きは、現地で暮らす人にしか味わえない喜びとなるでしょう。

雄大な自然の中、コンパクトにまとまった生活圏

北海道といえば「広大な土地」をイメージし、車がないと移動もままならない……というイメージをしがちですが、実は生活圏は意外とコンパクトにまとまっています。

駅の近くには住宅街や商店街、ショッピングモール、病院などの施設が立ち並び、普通に生活を送るなら大移動をしなくてすみます。休日には車を少し走らせて、海や山、清流などのアクティビティスポットを訪れてみても良いでしょう。

それから、温泉と言えば多くの人は九州の大分県を想像するかもしれませんが、実は観光資源としての温泉の数は、北海道が日本一だったりします。都市部のすぐ近くに温泉があるというのは、魅力的です。

普段は車を持たずに生活し、休日はレンタカーを利用するなど、工夫次第でさまざまなスタイルが形成できます。北海道に移住した際は、ぜひさまざまな北海道の魅力を満喫してみましょう。

北海道の経済・文化の中心地、札幌の住みやすさ

北海道の道庁所在地、札幌市は日本で5番目の人口を擁する一大都市です。

冬は全国の主要都市と比べて寒さが厳しく、積雪量も多いことから生活をする建物によっては除雪が必要になります。しかし春から秋は気温がほとんど変わらず爽やかな気候で、台風がほとんど来ないのも魅力の1つ。

住宅やビルが立ち並ぶ都市部の外には豊かな大自然が広がり、まさに「自然と都会が調和した街」です。

さらに札幌市内でも区によって特徴があり、札幌駅を中心とした「中央区」には商業施設や繁華街が立ち並び、「円山」「宮の森」などの高級住宅地もあります。

JRと地下鉄が繋がる「西区」は、マンションだけでなく一戸建ての住居も多い住宅街。地下鉄の2つの路線が交差する「手稲区」は、札幌のベッドタウンになっています。

温泉街やスキー場、イベントホールがある「南区」や、農業工業が盛んな「東区」など、同じ市内でもさまざまな顔があります。札幌市で実際に暮らすとしたら何区に住むかも考えるポイントです。

交通網が発達している

北海道の中心都市だけあり、公共交通機関が発達しています。JR線の他にも、地下鉄や路面電車、バスもあり、札幌市内なら公共交通機関だけでも十分生活ができます。

近年は人と交通の利便性を向上させるために、都市計画の見直しが始まりました。とくに道路交通は50年も手つかずのままでしたので、これから数年後には郊外へのアクセスも便利になるでしょう。

商業施設や文化施設の充実

市内には、大型の商業施設や文化施設が充実しているのも特徴です。例えばJR札幌駅前にある「JRタワー」には、1日中歩いても回りきれないほどのショッピングゾーンがあります。

札幌のランドマークである大通公園には、北海道らしい雑貨やグルメが楽しめる、「大通ビッセ」があり、休日は多くの人が訪れる場所です。

北海道名物である「白い恋人」や「札幌ビール」など、工場を見学できる施設が地下鉄の駅から徒歩圏内にあり、観光客も多く訪れる場所になっています。

また、美術館や博物館、コンサートホールも多く、観光客だけでなく市民向けのイベントも多いです。

札幌でしか味わえないイベントやグルメ

札幌といえば「さっぽろ雪まつり」が有名で、毎年多くの観光客が集まる国内有数のイベントです。また札幌市では、雪まつり以外にも多くのイベントが年間を通して開催されています。

冬は市内の広場にスケートリンクが設置されたり、スキーツアーや温泉ツアーが開催されます。雪原を駆け抜ける「札幌国際スキーマラソン」も札幌市内にある競技場で開催されたりと、ウィンタースポーツが楽しめるのも魅力です。

梅の名所「平岡公園」や初夏の風物詩「さっぽろライラックまつり」などの花の祭典、夏には「YOSAKOIソーラン」や、国内最大級のビアガーデンが展開する「さっぽろ夏祭り」など、世代を問わず楽しめるイベントが目白押しです。

また、札幌は毎朝北海道各地でとれた新鮮な食材が集まる、日本有数の「食の街」でもあります。札幌のご当地グルメとして「札幌ラーメン」や「ジンギスカン」などもあり、暮らす人の舌も楽しませてくれるでしょう。

北海道の雄大な丘陵地帯、北広島市の住みやすさ

北広島市は、北海道の中央部にある街で、札幌市と新千歳空港のちょうど中間に位置します。

電車を使うと札幌までは約30分。新千歳空港までは約20分ほどと、便利すぎる立地です。空港が近いことから、北海道から各都府県への移動もでき、さらに海外への直行便も運航されています。

また地域住民同士の交流も盛んで、老若男女問わず和気あいあいとしています。子どもたちへの教育にも力を入れていて、中心駅である「北広島駅」前には図書館や文化ホールなどの文化施設にもアクセスしやすい環境です。

北海道の新しいシンボル「北海道ボールパーク」

この立地条件の良さのためか、移住者も増えた北広島市には新たな施設「北海道ボールパーク」が2023年3月に開業しました。

北海道ボールパークは、野球場の他にも乗馬クラブや子どもの遊具、大人も遊べるアスレチックやサイクリングコースなどもあり、広大な北海道らしいアクティビティが楽しめます。

花が溢れる庭園やショッピングモール、ミュージアムなども併設され、スポーツに興味がない人も訪れる機会は多そうです。

「北海道ボールパーク」を中心に周辺エリアの開発も進み、さらに駅から直結のバスが運行される予定で、駅前の利便性がさらに高まるでしょう。

アウトレットやショッピングモールも生活圏内に!

北広島市は、札幌市や千歳市のベッドタウンにもなっているので、生活必需品は徒歩圏内で簡単に揃う環境です。

「三井アウトレットパーク札幌北広島」や「インターヴィレッジ大曲」などの大型商業施設もあり、ここでなんでも揃います。

この2つのショッピングモールは道路を挟んで並んでいて、駅からバスが運行しているためアクセスも良好です。そして、札幌にも新千歳空港にも近い便利な立地にもかかわらず、家賃や土地の価格を抑えられるという注目エリアとなっています。

北広島市は、まさに至れり尽くせりの住みやすい街といえるでしょう。

北海道の中でも人口増加中!千歳市の住みやすさ

千歳市も北海道中央部に位置する街で、なんといっても北海道の空の玄関口「新千歳空港」があります。空港に近いので気になるのは騒音ですが、住宅の防音工事はなんと無料です!

さらに、札幌へは電車で30分という圧倒的な交通の便。自衛隊基地もあるので子どもや若い人も多く、街にはパワーが溢れています。

さぞや慌ただしく賑やかかと思えば、住んでみるとのんびりゆったりした土地柄です。地域の人も温かく、子育てなどのサポートも充実しています。

積雪量は札幌の半分!?

豪雪のイメージがある北海道ですが、それは場所にもよります。千歳市の積雪量は、なんと札幌の半分ほどしかありません。

北海道の中でもとくに晴れの日が多く、年間を通して降水量・降雪量が北海道内では少ないことが、空港建設地の決め手となったほどです。気候面でも、北海道の中での住みやすさはトップクラスと言えます。

北海道最大級のショッピングモール「千歳アウトレットモール・レラ」

「千歳アウトレットモール・レラ」は、かつては多くの人で賑わう場所でしたが、北広島市の「三井アウトレットパーク札幌北広島」ができてからは、閑散としているようです。

しかし地元の人からは、「千歳アウトレットモール・レラ」はファミリー層をターゲットにして展開されており、人が少なくて静かで、ゆっくりと買い物できるという評価もあります。

立地も、新千歳空港駅の隣である南千歳駅と隣接していて、千歳ICからも近いことから、車でも電車でも行けます。大きなファミリー向けショッピングモールがあるのは、暮らしやすい大きなポイントですね。

北海道ならではの屋外アクティビティも充実、帯広市の住みやすさ

帯広市は北海道中東部に位置しており、十勝平野のちょうど中心部にある街です。郊外には農地が広がり、山岳地帯は「日高山脈襟裳国定公園」に指定されています。

年間を通して晴れの日が多く、とくに秋から冬にかけての晴天は「十勝晴れ」と呼ばれています。冬は氷点下の日も多いですが、雪は比較的少ない方です。

市街地の道路は碁盤の目のようになっているのが特徴で、街の雰囲気にも清潔感があります。中心部には商業施設や文化施設もあり、都市と自然が調和している街です。

地元の人同士の交流も、近すぎず遠すぎずといった適度な環境で、地元民向けのイベントも多く、子育て世帯にも向いています。

電車で特急を使って札幌まで3時間と、他の都市へ行くには少し時間がかかります。しかし、市内の移動はバス網が発達しているため、普段の買い物や通勤・通学に不便を感じることはないでしょう。

そして帯広市は、「アイススケートの街」と言われるほどスケート文化が根付いていて、オリンピック選手も輩出しています。小学校では冬になると校庭に水を撒き、スケートリンクを作るというのが特徴です。

北海道の名川「札内川」や「十勝川」がすぐ近くに

北海道の観光名所となる川はいくつかありますが、そのうちの「札内川」と「十勝川」が市街地に流れていて合流します。河川敷には公園やグラウンドが広がっていて、市民の憩いの場所です。

「札内川」は1991年から5年間、一級河川の水質日本一になったこともあり、渓流釣りには国内外から多くの観光客が訪れます。

「十勝川」も北海道を代表する河川で、中流の十勝川温泉は帯広市の市街地からすぐ近くにあります。

駅周辺の開発に注目!

自然に囲まれた街ですが、帯広駅の周辺は現在大規模な開発が進んでいます。駅前にあったスーパーが移転して以降、20年以上もかけて構想した経済発展・開発事業が2022年に完成し、大きな期待を寄せられた注目地域です。

跡地には現在、マンションやオフィスビル、商業・スポーツ施設からなる5棟のビルが立ち並び、帯広市のシンボルとなっています。

他にも駅前には商店街や病院、行政施設も集中しているため、生活するのに利便性がとても高いです。

高架化された鉄道には踏切がなく、車でもスムーズに移動ができます。また、開発に伴って電線が地中に埋められたため、空が広々としているのも特徴です。市街地でも「十勝晴れ」を楽しめるでしょう。

北海道の中でも気候に恵まれた、苫小牧市の住みやすさ

苫小牧市は、北海道最大の港町です。北海道中南部に位置し、市街地は海沿いに東西へ広がっています。気候は隣の千歳市と似ていて晴れの日が多く、冬も北海道の中では温暖で、積雪量が少ない地域です。

道路も広々としているので車の運転しがやすく、街の東西にはICがあることから、各地方へアクセスしやすい場所になっています。

空の玄関口である新千歳空港までは電車で30分、札幌までは1時間という近さ。市内の交通も発達していて、10分~20分間隔でバスが来ます。

また本州へ繋がるフェリーもあるので、陸・海・空の交通が揃っている点もポイントです。

市内には小学校や中学校も多く、居住エリアから通学しやすい点がポイント。保育所や幼稚園なども充実しているので、子育て世帯にも嬉しい環境です。

商業・オフィス・福祉・住居の複合施設に注目!

苫小牧は福祉に力を入れていて、市街地には福祉施設も多くあります。世代を超えた交流もさかんで、学生からお年寄りまで挨拶であふれている地域というのも、特徴です。

駅前には総合病院やディスカウントショップなど、生活に欠かせない施設が揃っているほか、駅周辺エリアを再開発する計画が、2022年から立ち上がりました。

駅前にはホテルや商業施設などの入るシンボルビルが建ち、市役所のサテライトやコワーキングスペースなどを設置。他にも文化ホールや多世代交流型住宅など、これからの苫小牧の発展が期待できます。

次々に新しい施設や店舗もできているので、現在進行形でどんどん住みやすい土地になっています。

海と山に囲まれた自然環境も豊かな地域

目の前には海があり、山側には日本最北の不凍湖である「支笏湖」もあります。

さらに郊外にある「ウトナイ湖」は、ラムサール条約に登録された湿地帯で、貴重な動植物の宝庫です。

苫小牧の自然の名物「樽前山」は、三重式火山という珍しい地形になっており、全国から多くの登山客が訪れます。本格的な登山となりますが、市内からおよそ2時間ほどで頂上まで登れる山です。頂上から市街地はもちろん、支笏湖や太平洋の絶景が広がっており、絶景が楽しめるでしょう。

また、港町だけあって海産物が豊富で、とくに「ホッキ貝」が名産品です。良質なホッキ貝が流通していて、ホッキカレーや炊き込みご飯など、ホッキ貝を使ったご当地グルメも大人から子どもまで舌を楽しませてくれます。

北海道トップクラスの観光地、函館市の住みやすさ

函館市は北海道南部に位置し、古くから函館港を中心に本州と北海道を結ぶ交通の要として発展した街です。そのため、歴史的な史跡や建造物も多く、観光地としても人気があります。

また、住みやすさの評価も高く、居住地域としても人気です。北海道の中では雪がそこまで積もらない地域で、夏場も本州と比べて涼しい環境で過ごせます。

交通の便がかなり良い

先ほども紹介した通り、函館市は現在も本州と北海道を結ぶ街で、JR線の他、道南いさりび鉄道、函館市電、バスなどの公共交通機関も発達しています。

市内の移動はもちろん、札幌や苫小牧などの市外の都市へも直通の電車があり、車が無くてもそれほど不便は感じないでしょう。

空港やフェリーもあり、陸だけでなく空・海の玄関口となっていて、道外への移動も便利です。

美しい町並みが堪能でき、イベントや行事が多い

街歩きそのものが観光となるほど、歴史的な街並みの中で暮らすというのは、ある意味最高の贅沢です。とくに函館港の街並みはミシュランガイドでも1つ星を取ったほど。

歴史的建造物だけでなく、一般の住宅も「上下和洋折衷住宅」と呼ばれる独特な作りをしています。1階が和風、2階が洋風という不思議な外観は「函館らしい」景観を作っています。

有名な函館山からの夜景は、地元の人も何回でも見たくなるほどの感動的な景色です。日本の公園100選にも選ばれている「見晴公園」では、春には桜、秋には紅葉と四季折々の風景を楽しめます。

一年を通してお祭りやイベントも多いので、観光客だけでなく地元民にとっても楽しい街です。

ショッピングやグルメも堪能できる

観光地であり港町である函館には、海の幸が豊富です。スーパーでも、港直送の新鮮な魚介類であふれています。飲食店にも海鮮が多いからか、函館に住んでいて日常的に利用している人でも「ハズレなし」と唸るほど。

他にも北海道3大ラーメンの1つ「函館ラーメン」をはじめ、ジンギスカンやスープカレーなど、北海道らしいグルメも堪能できます。

市内には大きなショッピングセンターもいくつかあるので、生活に必要なものはそこで何でも揃えられます。

魅力あふれる北海道での暮らし

北海道は、やはり冬の寒さは厳しく車がないと不便な面はありますが、それを補うほどの、大自然や人の温かさがあふれた魅力的な土地です。

とくに住む場所によっては交通網が発達していて、市内移動は車がなくても便利な所も多く、これから発展していく期待が高まる街もあります。

Avatar photo

この記事を書いた人: ラルズネット編集部

関連するキーワード

この記事に関連するタグ

〈 PICK UP 〉

北海道での暮らし、北海道不動産連合隊探してみませんか?