北海道江別市に移住するならどこがいい?おすすめエリアを解説

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北海道江別市に移住するならどこがいい?おすすめエリアを解説

札幌市に隣接し、数多くの居住者が集まる北海道江別市。

江別市へ移住を考える際に、「江別に住むならどこが良い」「江別市でおすすめのエリアはどこだろう」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

地方へ移住する前に、その街のおすすめエリアを把握しておくことで、住む場所を検討する際に役立ちます。

そこで本記事では、江別市のおすすめのエリアを詳しく解説します。江別市移住のメリットや自治体の支援制度も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

北海道江別市とはどんな街?

北海道江別市とはどんな街?

北海道江別市は札幌市と隣接しており、利便性の高い街として人気があります。

2023年7月1日時点の人口は118,783人で、2022年度の住民基本台帳によると道内の人口ランキング7位を記録しています。2022年に0歳から14歳の転入者数が全国16位にランクインしたことから、移住先としても人気の高い街だといえるでしょう。

江別市は、札幌市の東部に隣接する形で、市内の西側に市街地が広がっています。街の中央をJR函館本線が横断していたり、市街地には商業施設があったりと、利便性の優れた都市です。

また、基幹産業が農業であることから、街の北部と南部の大部分に田園地帯が広がっています。適度な都市機能と雄大な自然を同時に味わえるのも江別市の特徴といえるでしょう。

江別市の8月の平均気温は21.0度と、夏でも過ごしやすい環境です。その代わり、1月は平均気温がマイナス6.4度を記録しており、十分な寒さ対策を行う必要があります。

江別市に住むならどこがおすすめ?

江別市に住むならどこがおすすめ?

江別市はいくつかのエリアに分けることができ、それぞれ特徴が異なります。江別市に移住する場合、どのエリアがおすすめなのか詳しく見ていきましょう。

利便性を求めるならJR野幌駅周辺

JR野幌駅周辺は公共交通機関が充実しており、利便性の高いエリアです。札幌駅までの移動時間は電車で約20分と、札幌市に職場があっても問題なく通勤できます。

またJR野幌駅周辺には商業施設や飲食店が充実しており、普段の買い物やランチ・ディナーのお店選びに困りません。

利便性に優れる都市部から移住する場合でも、生活の不便さを感じにくいエリアだといえるでしょう。

静かな住環境を求めるなら北広島市方面

街の南側に位置する北広島市方面には、自然豊かな「野幌森林公園」があります。このエリアは田園地帯が広がっており、静かで落ち着いた環境です。

野幌森林公園では自然観察会やガイドツアーを開催しており、誰でも気軽に参加できます。広大な敷地のレジャースポットがあるため、子どもを伸び伸びと育てるのに向いているでしょう。

北海道特有の自然に囲まれた生活をしたい方におすすめのエリアです。

程良い住みやすさと交通環境が両立するJR豊幌駅周辺

江別市の東に位置するJR豊幌駅周辺エリアは、JR函館本線と国道12号線が通っており、電車と車を使って江別市の市街地や札幌市にアクセスできます。

JR札幌駅までは電車で約35分前後、JR江別駅までは5〜7分と距離が近い特徴があります。また、江別東ICまで車で約25分と、交通環境に恵まれているのがメリットです。

駅周辺にはローソンやセイコーマートがあり(2023年6月時点)、日常的な買い物に困るケースは少ないでしょう。それでいてJR豊幌駅エリアは、市街地から離れている閑静な住宅街です。

交通環境に恵まれており、なおかつ静かで住みやすい場所を探している方におすすめのエリアといえるでしょう。

江別市に移住する際の注意点

江別市に移住する際の注意点

江別市に移住する際に注意が必要なのは、雪によって生活に支障が出る可能性がある点です。

江別市は、2021年に最深積雪量172cmを記録しました。隣接する札幌市も雪の多い街だと言われており、移住する際には寒さ対策や雪対策が必要です。

北海道のなかでも特に雪が多いエリアは「特別豪雪地帯」と呼ばれ、江別市は対象ではありません。

ただし、突然の大雪によって移動手段がなくなったり、起床後に雪かきをしなければならなかったりする可能性も考えられます。江別市への移住を検討する際は、このような点に注意が必要です。

江別市に移住するメリット

江別市に移住するメリット

江別市への移住には、地域の特性を活かしたさまざまなメリットがあります。メリットを把握して、移住を決める判断材料にしてみてください。

移動にある程度困らない

江別市はJRや市バスなど、公共交通機関が充実しています。

JRは札幌方面が1時間に3〜5本、旭川方面は2〜3本運行しており、移動に困りません。路線バスでは、野幌見晴台線といった本数の少ないバスがあるものの、新さっぽろ線をはじめとするバスの本数は充実しています。

また、国内のさまざまな場所へ移動できる新千歳空港まで車で約45分。帰省や出張の際にも便利です。

車はあったほうが便利ですが、公共交通機関が充実していることから、なくても問題なく生活できるでしょう。

イベントや施設が豊富で休日を楽しく過ごせる

江別市には、大人から子どもまで遊べる施設が豊富です。

  • あけぼのパークゴルフ場
    ボールやクラブが無料レンタルできるパークゴルフ場。
  • 飛鳥山公園
    冬には子どもと雪遊びが楽しめる。
  • 砂取沼
    気軽に釣りが楽しめるスポット。
  • 江別市セラミックアートセンター
    北海道の陶磁器や赤レンガに関する資料を展示している美術館。
  • EBRI
    レンガ工場を改装した商業施設。新鮮な野菜や海産物などが販売されているほか、定期的に開催されるイベントに参加できるのも特徴。

また、江別市では、年間を通してさまざまな行事が行われています。夏の花火大会やえべつ北海道鳴子祭りなどの有名なイベントも豊富ですので、ぜひ参加してみてください。

待機児童の心配が少ない

江別市にある保育施設は、2023年7月時点で42ヶ所と多いのが特徴です。このなかには認定こども園や地域型保育施設が含まれています。

そのため、近年問題視されている待機児童の心配が少なくて済みます。

子どもを育てるうえでの懸念材料が減るということは、親にとって喜ばしいことでしょう。

地方移住で子育てをお考えの方にとっておすすめの移住先といえます。

子どもにある程度の学力を確立できる

小学6年生と中学3年生を対象に、2022年に実施した全国学力・学習状況調査の結果、江別市の平均正答率は全国と北海道の水準を上回っていることがわかりました。対象科目は国語・算数または数学・理科の3科目です。

このことから江別市では、教育体制に優れている点や子どもの学習に対する意識の高さがうかがえます。江別市で子育てをすることで、ある程度の学力が確立できるでしょう。

地方移住では、学校の選択肢や競争相手の少なさから、都市部に比べて学力が低くなりやすい課題があります。そのため江別市は、子育てを考える家庭にとって不安が少ない移住先だといえます。

子育てにおける親の負担が少ない

江別市では、子育て支援が充実しています。自治体が提供する制度を活用することで、子育てに関する相談ができるほか、無料で関連施設に子どもを預けられるのがメリットです。

2023年7月時点で市内には8つの子育て支援センターがあります。

また、次のような子育て支援制度を活用するのも方法の一つです。

制度名概要
ファミリー・サポート・センター働く人が安心して仕事と育児を両立させるのをサポートする制度。定期的に子どもの預かりや送迎を行っている。
こんにちは赤ちゃん事業・親と子の絵本事業「こんにちは赤ちゃん事業」は、生後4ヶ月までの子どもがいる家庭を訪問し、最新の子育て情報を提供する制度。「親と子の絵本事業」は、育児家庭に絵本の読み聞かせや選定・提供を行う制度。
幼児教育・保育の無償化子育てを行う家庭の経済的負担を減らすために、2019年10月からスタートした制度。江別市内の認定こども園・認定保育所・地域型保育施設の利用料を無償化。

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は各リンク先をご確認ください。

江別市の移住に関わる助成金

江別市の移住に関わる助成金

江別市では、移住に関わる助成金の支給をいくつか行っています。どんな支援を行っているのか確認することで、経済的負担を大幅に軽減できる可能性があるため、事前に把握しておきましょう。

UIJターン新規就業支援事業

東京圏から江別市に移住する際、移住にかかる経費として世帯で最大100万円、単身で最大60万円を支給する制度です。世帯での移住の場合、18歳未満の世帯員を含んで移住すると、18歳未満の世帯員1人につき最大100万円が加算されます。

対象者は次の通りです。

  • 江別市に住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上、東京23区に在住していたこと
  • 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県のうち条件不利地域以外に在住し、東京23区で勤務していたこと

江別市に転入してから5年以上継続して在住する意思があるかなど、江別市に転入してからも要件があるため、あらかじめ把握しておきましょう。

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は江別市ホームページ|UIJターン新規就業支援事業(移住支援金の交付)についてをご確認ください。

木造住宅耐震診断・補強設計・耐震改修補助金交付制度

木造住宅耐震診断・補強設計・耐震改修補助金交付制度は、地震による住宅の崩壊を防ぎ、住民を守ることを目的として行われている制度です。

補助額は次の通りです。

  • 耐震診断費用の3分の2(最大8万9,000円)
  • 補強設計費用の3分の2(最大10万円)
  • 耐震改修費用の23%以内(最大82万2,000円)

特に、空き家を購入して移住を検討している方におすすめの制度です。

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は江別市ホームページ|木造住宅耐震診断・補強設計・耐震改修補助金交付制度のご案内をご確認ください。

こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、住宅の購入やリフォームに関する費用を補助する制度です。

高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築注文住宅や、新築分譲住宅を購入する場合、1住戸につき100万円が補助されます。リフォームの場合は、対象工事や工事発注者の属性などに応じて5〜60万円が補助されます。

江別市に移住する際に新築住宅の購入を検討している方や、子育てを考えている方におすすめの制度です。

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は国土交通省|こどもエコすまい支援事業をご確認ください。

江別市の移住先を探すなら「江別不動産連合隊」

江別市の移住先を探すなら「北海道不動産連合隊」

江別市は、都市の利便性と北海道の自然の両方を味わえる移住先です。江別市に移住すると、充実した交通環境や商業施設など、都市の利便性を感じながら、自然のなかでのレジャーを楽しめます。

江別市での住まいをお探しの方には、「江別不動産連合隊」がおすすめです。マンションや戸建てといった江別市の物件を豊富に取りそろえています。「地元の人が集まるにぎやかな商店街」をコンセプトにしているため、地元ならではの掘り出し物が見つかるかもしれません。

また、不動産会社に希望の条件を伝えられるリクエスト機能もあり、忙しい方でも時間をかけずに自分に合う物件を見つけられます。まずは、気になる地域で検索してみてください。

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この記事を書いた人: ラルズネット編集部

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