移住先に岩見沢市が選ばれる理由とは?街の魅力と支援制度を紹介

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移住先に岩見沢市が選ばれる理由とは?街の魅力と支援制度を紹介

北海道以外の地域に住んでいる方であれば、岩見沢市という街の名前に聞き馴染みのない方も多いのではないでしょうか。

実は、岩見沢市は自然に囲まれながらも利便性が高く、子連れでも安心して移住できる環境が整っています。また、札幌や新千歳空港へのアクセスも便利な穴場の移住スポットです。

本記事では、「岩見沢市はどのような街なのか」「岩見沢市のどのような点が住みやすいといわれているのか」といった、移住を検討する際の疑問点を解消します。

街自体の魅力を踏まえながら、移住の際に活用できる支援制度など、岩見沢市が移住先として選ばれる理由をご紹介します。

北海道岩見沢市の基本情報

北海道岩見沢市の基本情報

岩見沢市は、北海道の中央部に位置しており、札幌市から東に約40キロメートルの距離にあります。

美しい自然環境に囲まれている岩見沢市の周辺には山々や田園地帯が広がり、四季折々の風景が楽しめます。特に美しい紅葉の名所として有名な「玉泉館跡地公園」は、一見の価値があります。

人口75,939人(2023年5月31日時点)の岩見沢市。1平方キロメートルあたりの人口密度は、東京都が約6,200人に対し、岩見沢市は約162人となっています。そのため、都会の喧騒を離れて静かに過ごしたい方におすすめです。

広々とした公園やアウトドアを楽しめるスポットがある一方で、市街地にはスーパーやコンビニ、飲食店が多く、不便なく日常生活を送れるでしょう。

移住先に岩見沢市が選ばれる理由

移住先に岩見沢市が選ばれる理由

移住先に岩見沢市が選ばれる理由は、街のなかに次のような魅力があるためです。

  • オートキャンプ場やスキー場などのレジャースポットが多い
  • 札幌市や新千歳空港にアクセスしやすい
  • 参加型のイベントが多く地元の人との交流が盛ん
  • 野菜をはじめ食材が新鮮で美味しい

どのような特色がある街なのか事前に把握しておけば、移住後にギャップが生まれにくくなります。

オートキャンプ場やスキー場などのレジャースポットが多い

自然豊かな環境が広がる岩見沢市では、アウトドアが楽しめる施設が豊富です。

市内にキャンプ場があるので、手軽に家族や友人と楽しい時間を過ごせます。釣りやバーベキューも楽しめるため、休日のリフレッシュにぴったりです。

冬場はウィンタースポーツを楽しめます。

岩見沢市内にある「萩の山市民スキー場」では、スキーに関する講習が開催されています。初級から上級までコースが分かれており、手早くスキルを上達させたい方におすすめです。

札幌市や新千歳空港にアクセスしやすい

大都市や空港への交通の便に優れているのも魅力の一つです。

札幌駅までは特急電車で約35分、車でも高速道路を使うと45分前後でアクセスできます。

北海道の空の玄関口である新千歳空港に行くには、車で60~70分ほどです。新千歳空港は、国内各地や海外に便が出ており、出張や旅行の際に役立つでしょう。

参加型のイベントが多く地元の人との交流が盛ん

岩見沢市には、豪雪地帯で雪と触れ合う「IWAMIZAWAドカ雪まつり」や、世界最大級の臼で餅つきをする「いわみざわ百餅祭り」といった地域のイベントが1年中開催されています。

イベントは岩見沢市観光協会を中心に運営されており、多数の露店が集います。また、イベント会場には観光客だけでなく、地元の方も多く訪れます。

そのため、町民同士の交流の場としても貴重な機会となり得るでしょう。日常生活では、なかなか出会えない人との交流も楽しめます。

野菜をはじめ食材が新鮮で美味しい

岩見沢市周辺には飲食店やスーパー、野菜の直売所などが点在しており、いつでも新鮮な地元の食材を堪能できます。

じゃがいもやたまねぎ、トウモロコシといった野菜だけでなく、滑らかな口当たりで甘みが強い「いわみざわメロン」も有名です。

基幹産業が農業である岩見沢市の旬な食材で、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。

岩見沢市の移住の際に活用できる支援制度

岩見沢市の移住の際に活用できる支援制度

岩見沢市へ移住した際にどのような支援制度が利用できるのかをご紹介します。

岩見沢市への移住を検討している方は、事前にチェックすることをおすすめします。

住宅購入支援助成金

2022年4月1日以降に岩見沢市の住民となった方、または今後移住する予定がある方で、新築・中古住宅を初めて購入した際に最大40万円の助成金を受け取れる制度です。

新築住宅は一律30万円、中古住宅は住宅購入・改修費の10分の1を目安に上限30万円となります。中学3年生以下の子どもと同居している場合は、さらに10万円が加算されます。

本人もしくは配偶者が50歳未満であることや、岩見沢市に5年以上居住する意思がある方が交付対象です。

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報はいわみざわ暮らしポータルサイト すまいる|岩見沢市住宅購入支援助成金をご確認ください。

冬のくらし支援事業(雪下ろし・間口除雪・定期排雪)

自身の力で除雪作業が難しい高齢者世帯や障がい者世帯へ向けて、除雪事業者が行う「屋根の雪下ろし・間口の置き雪除雪・定期排雪」にかかる費用の一部を負担してくれます。

対象世帯に該当するかは審査があるため、市役所での事前登録が必要です。審査通過後は、自身で除雪事業者に依頼します。

雪下ろしに関する助成金は、随時請求が可能です。ただし、間口除雪と定期排雪に関しては、3月中に申請しなければならないので気を付けましょう。

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報は岩見沢市ホームページ|冬のくらし支援事業(雪下ろし・間口除雪・定期排雪)をご確認ください。

UIJターン促進支援事業(移住支援金)

東京圏から岩見沢市に移住した人を対象に、移住支援金を給付する制度です。

以下4つの条件を満たす方は、単身移住の場合は60万円・世帯での移住の場合は100万円の移住支援金を受け取れます。

  • 移住前の10年間において東京23区に5年以上在住、もしくは条件不利地域以外の東京圏に在住し、東京23区で通勤をしていること
  • 2019年4月1日以降に岩見沢市へ移住し、転入後3ヶ月以上1年以内に申請すること
  • 移住支援金の申請時後、5年以上継続して岩見沢市に居住する意思があること
  • 北海道自治体が運営するマッチングサイトに登録された対象求人に応募すること

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報は岩見沢市ホームページ|UIJターン促進支援事業(移住支援金)をご確認ください。

岩見沢市への移住には体験移住制度がおすすめ

岩見沢市への移住には体験移住制度がおすすめ

移住に関する不安を払しょくするためにも、事前に岩見沢市での暮らしを体験し、心配事を減らしてみてはいかがでしょうか。

岩見沢市では、体験移住をする方に向けて、「お試し暮らし事業」という体験移住制度を設けています。

この制度は、民間事業者が運営する宿泊施設を短期間だけ利用できるのが特徴です。体験移住に必要な宿泊費を、1人につき2万円(1組あたり上限2人)まで支給してくれます。

本制度を利用するための条件は次の通りです。

  • 満18歳以上であり、岩見沢市への移住を検討していること
  • 指定宿泊施設での3連泊以上の宿泊であること
  • 利用後に体験レポートを自治体へ提供すること

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報は岩見沢市ホームページ|岩見沢市お試し暮らし事業をご確認ください。

岩見沢市内で起業したい人に嬉しい開業のサポート制度も

岩見沢市内で起業したい人に嬉しい開業のサポート制度も

「いわみざわ街なか出店支援」は、店舗や事務所を探している方の新規出店をサポートする制度です。市街地にある空き店舗の紹介や条件交渉などを支援してくれます。

紹介してくれる物件の家賃は、月額2~8万円ほどが中心です。なかには3階建てで月額16万円、電気や公共下水、敷地内ゴミ置き場などの設備がセットになった、月額30万円の物件などもあります。

物件の広さもお手頃な15坪程度のものから、180坪を超えるものまで幅広い選択肢があり、条件に沿った物件と出会える可能性があるでしょう。

過去にこの制度を利用して美容院やコワーキングスペースを運営した例もあるので、過去の実績も参考にしてみてください。

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報はいわみざわ暮らしポータルサイト すまいる|いわみざわ 街なか出店支援をご確認ください。

岩見沢市は子ども連れの移住にもおすすめ

岩見沢市は子ども連れの移住にもおすすめ

子ども連れでの移住の際に心配になるのは、移住先の子育て環境や教育制度です。

岩見沢市は、子育てする方でも安心して移住できる環境が整っているため安心できます。子育てに関する情報や支援制度をご紹介します。

市内に数多くの教育機関が立地している

岩見沢市には、私立学校だけでも小学校14校・中学校9校と、充実した教育機関が存在します。さらに大学までの教育機関が市内に揃っているため、通学の心配が少ないエリアだといえるでしょう。

また、岩見沢市には12の認可保育所、3つの認定こども園、5つの幼稚園があり、幼児教育施設も充実しています。小さい子供がいる家庭でも安心です。

ただし、ほとんどの教育機関が市街地に集中しており、街の東側の山間部や、北~西側の田園地帯には学校の数が少ない傾向にあります。そのため、子育てするには市街地周辺に住むのがおすすめです。

市街地から離れて暮らしたい場合は、街の南部にあるJR粟沢駅や西部のJR幌向駅の周辺だと、幼稚園や小中学校があるので便利です。

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報は岩見沢市ホームページ|私立学校一覧保育所・幼稚園をご確認ください。

子育て支援制度が充実している

岩見沢市が行っている主な子育て支援制度は次の通りです。

  • 子どもの医療費助成
    岩見沢市内に住む0歳から中学3年生までの子どもを対象に、健康保険が適用される医療費の自己負担額を助成する制度。市民税課税世帯は月18,000円、市民税非課税世帯は月8,000円が上限。
  • 保育料の無償化
    認可保育所や認定こども園などの保育料が無料になる制度。当該年度における4月1日時点に満3歳以上であることが条件。
  • 出産・子育て応援事業
    2022年4月1日以降に妊娠・出産した方を対象に、妊娠届出時と出産後にそれぞれ5万円が給付される制度。妊娠の場合は妊婦1人あたり5万円、出産では子ども1人あたり5万円が受け取れる。

※2023年8月に執筆した記事です。最新情報は上記のリンク先ページをご確認ください。

岩見沢市の理想的な住居を見つけるなら「岩見沢不動産連合隊」

岩見沢市の理想的な住居を見つけるなら「北海道不動産連合隊」

自然が豊かで穏やかな気候を持つ岩見沢市は、移住先におすすめな場所です。本記事で紹介した街の魅力や支援制度を参考に、岩見沢市への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

移住を検討する際に役立つのが、数多くの物件が掲載されている地域密着型のポータルサイト「岩見沢不動産連合隊です。

「地元の人が集まるにぎやかな商店街」がコンセプトの岩見沢不動産連合隊は、優良物件はもちろん、掘り出し物の物件が見つかることも少なくありません。サイトを見ているだけでもワクワクするような体験ができるでしょう。

希望の条件を絞り込み、スムーズに物件探しができるため、岩見沢市での理想の物件を見つけましょう。

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この記事を書いた人: ラルズネット編集部

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