北海道北見市に移住して田舎暮らし!仕事事情や補助金を詳しく解説

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北海道北見市に移住して田舎暮らし!仕事事情や補助金を詳しく解説

玉ねぎの産地やカーリングで有名な北海道北見市。2023年時点で人口が10万人を超えており、オホーツク海に面した地域で最大規模の街です。

北海道のなかでも比較的雪が少なく、過ごしやすいことから、移住を検討している方も多いでしょう。

しかし、札幌市や旭川市に比べて街の規模が小さいため、交通の利便性や仕事事情などが気になる方もいるはずです。

そこで本記事では、北見市に移住するメリットや仕事事情、移住に役立つ支援制度をご紹介します。地方移住をお考えの方は、移住先を決める際の参考にしてみてください。

北海道北見市ってどんな街?

北海道北見市ってどんな街?

北海道北見市は、北海道で最も土地が広く(北方地方を除く)、2023年6月末時点の人口は112,197人オホーツク海側にある都市の中で最大規模を誇る街です。玉ねぎの生産量が日本一であることやカーリングが盛んな街としても知られています。

また北見市は、オホーツク海地域の商工業・サービス業の中核都市です。特に、街の中心部にある商店街では、サービス業や飲食業、小売業が盛んで、多くの人が集まる交流の場として賑わっています。

北見市の年間降雪量は414㎝(過去30年平均)、1月の平均気温はマイナス8.0度。札幌市の年間降雪量479㎝、1月の平均気温マイナス3.2度と比べ、北見市はやや雪が少ないものの、寒さが厳しい地域だといえます。

そのため、北見市に移住する際は、断熱性や気密性の高い物件を探したり、防寒着を用意したりと徹底した寒さ対策が必要です。

北見市に移住する際の注意点

北見市に移住する際の注意点

前述したとおり、北見市は他の地域と比べて比較的雪が少ない街です。

そのせいか除雪車がくるのが遅く、道路の状態が悪いことも少なくありません。

https://twitter.com/c6DgHGjXVcObldz/status/1627611099557429250

また、急に大量の雪が降った際には、除雪車による作業が終わるまで待たなければならないこともあります。

大雪の予報が出た際は、事前にスケジュールの調整を行い、余裕をもった行動を心がけると良いでしょう。

北見市に移住するメリット

北見市に移住するメリット

どのエリアに移住したとしても、それぞれのメリットがあります。

ここでは、北見市に移住する3つのメリットを紹介します。メリットを把握して移住先選定の参考にしてみてください。

大自然と利便性を兼ね備えており移住しやすい

北見市は、大自然と高い利便性を兼ね備えており、自然を感じながら不自由なく生活を送れる街です。

街のちょうど中心部にあるJR北見駅から、車で約7分の場所にイオン北見店と、約11分の地点に北見メッセという商業施設があります。そのため、生活に必要な食料品や衣料品、家具・家電まで幅広く揃えられます。映画館や水族館もあるため、娯楽にもある程度困りません。

また、北見市は北海道のなかでも特に土地が広く、冬にはスキーができる山々や流氷が見られるオホーツク海など、レジャースポットが多いのも特徴です。

北見市に移住すると、ある程度の利便性を保ちつつ、大自然のなかで有意義な暮らしができるでしょう。

子育て世帯の移住に向いている

北見市では、子育てを支援する制度や子育てをサポートする施設など、子育てに対するサポートが充実しています。このような制度や施設を活用すれば、子育てにかかる費用と保護者の負担を大きく減らせるでしょう。

また北見市には、北見工業大学と日本赤十字北海道看護大学の2つの大学があり、高校卒業後の選択肢に恵まれているのもメリットです。

ここからは、子育てに関する支援制度をいくつかご紹介します。

出産・子育て応援事業

国が行っている出産・子育て応援交付金を活用し、子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう、2つの支援を一体的に行う支援制度です。

事業名支援内容
伴走型相談支援事業妊娠期から出産・子育てまで一貫して相談に応じ、そのニーズから必要な支援につなぐための制度。妊娠届出時の面談や保健師による乳児家庭全戸訪問などを通じ、出産や育児の見通しを立てることで必要な支援を実施している。
出産・子育て応援事業(ギフト事業)妊娠届出を行った方や新生児の養育者を対象に、出産・子育て応援ギフトとして現金を支給する制度。出産・子育て用品の購入費や、子育て支援サービスの利用料などを軽減できる。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報は北見市ホームページ|出産・子育て応援事業をご確認ください。

子育てママさんリフレッシュ事業

子育て中の保護者を対象に、負担軽減と心身のリフレッシュを目的にスタートした支援事業です。

子どもを私立保育園または子育て相談センターで預かることで、保護者の方は好きな時間を過ごせます。兄弟の学校行事に参加したいときや体調を崩して休みたいとき、ゆっくり買い物がしたいときなど、どのような理由でも利用できるのが魅力的です。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報は北見市ホームページ|子育てママさんリフレッシュ事業をご確認ください。

どさんこ・子育て特典制度

妊娠中または小学生以下の子どもがいる方を対象に、買い物や施設を利用する際に特典カードを提示することで、協賛店から特典を受けられる制度です。

割引やポイント倍増など、店舗や施設によってさまざまな特典を受けられます。

どさんこ・子育て特典制度は、北見市だけでなく北海道全体の取り組みであるため、北見市外の協賛店でも利用可能です。子育て支援パスポート事業に参加している自治体でも利用できるため、旅行や帰省した際にも特典を受けられることもあるでしょう。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報は北見市ホームページ|どさんこ・子育て特典制度をご確認ください。

美味しい食材で幸福感を感じられる

北見市は玉ねぎの生産量が日本一であり、市内にある飲食店では玉ねぎステーキやオニオンリングなど、玉ねぎを使った料理が堪能できます。

北見市は畜産業が盛んなことから、市内にある焼肉店では新鮮なお肉が使用されており、地元民や観光客、出張に来たサラリーマンなど多くの人で賑わっています。

また、スーパーマーケットや八百屋などで販売されている食材の多くは北見産であるため、玉ねぎや肉、海産物など新鮮な食材を日常的に味わえるでしょう。

https://twitter.com/a_chromosome/status/967007003536060417?s=46&t=WS0gzcfmfz6NLj61TuNNPA

北見市の仕事事情

北見市の仕事事情

北見市に移住するうえで、仕事に関する情報は特に重要な要素です。特に都市圏から移住する方にとっては、自分に合う仕事が見つかるか不安に感じる方も多いでしょう。

北見市の仕事事情がどのようになっているか、移住を決める前に把握しておきましょう。

北見市の平均所得は299万円

2021年に行われた国勢調査をもとに年間平均所得を計算すると、北見市は299万円。札幌市の327万円と比較すると少ない水準です。

都心部で生活している方にとっては、些か少ない印象を持つ方も多いでしょう。

北見市は、東京都や大阪府に比べて家賃や食費を安く抑えられる傾向があり、それだけ生活費を節約できます。

ただし、収入減少が気になる方は、移住前にテレワーク可能な仕事を探しておくのも方法の一つです。例えば、東京・大阪などの都市圏で、地方でのテレワークが可能な仕事が見つかれば、収入の基礎金額を減らすことなく北見市の落ち着いた環境で働けます。

※年間平均所得は「課税対象所得 ÷ 所得割の納税義務者数」で計算しています。
参考:国勢調査「令和3年度 市町村税状況等の調 第11表 課税標準額段階別令和3年度分所得割額等に関する調(合計)

北見市はサービス業の求人が多い

北見市は、オホーツク海側の都市のなかで商工業やサービス業の中核都市として機能しています

そのため、大手求人サイト「indeed(インディード)」で検索すると、飲食業や運送業、宿泊業など、商工業やサービスの求人が比較的多く掲載されています。商工業やサービス業で働いている方や転職を考えている方にとっては、おすすめの移住先です。

北見市移住を促進する補助金や支援制度

北見市移住を促進する補助金や支援制度

北見市では、移住を促進するいくつかの支援を行っています。移住支援や補助金を活用することで、移住にかかる費用や負担を軽減できます。

UIJターン新規就業支援事業

東京都23区内から北見市へ移住した方へ移住支援金を支給する制度です。

支援金は最大100万円。また、18歳未満の世帯員も一緒に移住する場合は、18歳未満の世帯員1人につき100万円が加算されます。

就職先を探す際は、北海道が運営するマッチングサイトの利用が便利です。サイト内には、移住支援金対象の求人情報が掲載されているため、対象法人を簡単に見つけられます。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報は北見市ホームページ|UIJターン新規就業支援事業をご確認ください。

KITAMI WORKS

「KITAMI WORKS」は、若者向けの就活応援サイトです。北見市内の企業情報やお知らせを掲載しており、企業研究の活用や企業への問い合わせ、インターンシップの申し込みなどができます。

北見市で働く人のメッセージや就活に関する取り組みについても掲載されており、北見市へ移住した後の生活をイメージしやすいでしょう。

また、企業名や業種、所在地などから検索できるため、希望の企業を見つけやすいのが特徴です。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報はKITAMI WORKSをご確認ください。

新規参入就農支援事業

北見市は広域に渡る豊かな自然があり、玉ねぎなどの野菜や稲作・畑作も盛んに行われています。そのため、移住の際に新規で農業に挑戦したいという方に向けて、新規参入就農支援事業の制度が用意されています。

本制度を活用すると、農業研修時や就農時に支援金が受け取れます。

また、農業の技術がないから不安といった方には、農業研修生受入推進事業もあり、研修を通じて農業を学べる環境も整っています。

※2023年7月時点に執筆した記事です。最新情報は北見市ホームページ|北見市の担い手支援・新規就農をご確認ください。

北見市付近での物件探しは「北見不動産連合隊」がおすすめ

北見市付近での物件探しは「北見不動産連合隊」がおすすめ

北見市は、大自然に囲まれた場所にありながら、オホーツク海沿岸の都市で利便性が高く、移住しやすい街です。また、農業に関する支援を行っているため、農業に挑戦したい方にとってもおすすめの移住先だといえるでしょう。

さっそく北見市周辺で移住先を探したい方は、「北見不動産連合隊」を活用してみてはいかがでしょうか。同サイトにはマンションやアパート、売買物件などが掲載されているため、効率的な物件探しが可能です。

詳細検索機能やお気に入り登録機能も活用しつつ、自身が理想とする物件を見つけてみてください。

参考:北見不動産連合隊 北見市賃貸物件一覧


    参考:北見不動産連合隊 北見市売買物件一覧

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      この記事を書いた人: ラルズネット編集部

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