旭川への移住を考えているものの、「実際に暮らしてみたら後悔するのでは?」と不安を感じていませんか?
旭川で暮らす場合、冬の寒さや積雪など、都市部とは異なる環境に適応する必要があります。また、仕事や交通、日常生活の利便性なども、移住前に確認しておきたいポイントです。
この記事では、旭川への移住で後悔しないために知っておきたい注意点や、移住後の生活を具体的にイメージするポイントを解説します。
目次
旭川移住で後悔しやすい理由
旭川に移住する際、事前に地域ならではの生活環境や注意点を把握しておかなければ、後悔につながりかねません。ここでは、移住後にギャップを感じやすいポイントと、その対策を解説します。
極寒の環境と光熱費の負担
旭川市のホームページによると、1年でもっとも気温が下がる1月の平均気温は、氷点下7.0度とされています。なお、平均最低気温は氷点下11.7度となっており、寒冷地に慣れていない方にとっては、その寒さに驚いてしまうかもしれません。
冬季は長時間にわたって暖房を使用するため、暖房費を含む生活費が増えやすくなります。実際の負担額は、建物の断熱・気密性能、窓の仕様、暖房や給湯の方式、エネルギー料金、世帯人数などによって大きく変わるため、物件契約前に暖房器具の種別や断熱性能を確認し、冬期の生活費をシミュレーションしておきましょう。
地方特有の低水準な給与
都市部と比較すると、旭川における平均賃金は低めに設定されています。なお、時給でいえば、北海道の最低賃金は2026年(令和8年)9月現在1,075円で、2026年(令和8年)10月1日から1,131円に改正するとされています。
都市部から地元のローカル企業へ転職する場合、これまでの生活水準や貯蓄ペースを維持できなくなるリスクを考えておく必要があるでしょう。また、希望する業界の求人自体が限られていることも少なくありません。
移住前には、現在の職場でフルリモートワークを継続するか、高水準な収入見込みを確保した上で準備を進めることが大切です。
自家用車が必要となる交通環境
旭川では、冬季になると降雪や路面状況の影響で、バスの運行に遅れが生じるケースがあります。「公共交通機関だけでも生活できるだろう」と考えて移住したものの、冬場の通勤や買い物で移動に不便を感じる恐れがあるでしょう。
車を所有する場合は、車両の購入費だけでなく、自動車税や車検費、スタッドレスタイヤ代、ガソリン代などの維持費も必要です。
こうした後悔を防ぐには、移住前に冬季の生活を具体的にイメージし、通勤・通学先やスーパー、病院などへのアクセスを確認しておくことが大切です。車が必要な場合は、購入費や維持費も含めて生活費を試算しておきましょう。
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旭川移住で後悔を防ぐ3つの対策
旭川に移住する上でのリスクを事前に把握し、準備段階から対策を講じることが、移住後の生活を充実させるカギです。次の3つの対策をチェックしましょう。
①真冬に「お試し滞在」をしてみる
快適な夏場だけの見学で決めるのではなく、降雪や凍結路面を体験しやすい12月〜2月に「お試し滞在」をしてみるのはおすすめです。
北海道には、移住を考えている人が、家具・家電付きの短中期滞在施設に泊まり、実際の生活環境や気候を体験できる「ちょっと暮らし」という制度があります。
ちょっと暮らしをしながら住居物件を探したり、地域のスーパーや商業施設を確認したり、早朝の雪かき作業や凍結路面での運転といったリアルな日常を体験したりすることで、移住後の生活をイメージできるでしょう。
参照:旭川市|ちょっと暮らし滞在施設
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②リモートワークの事前確保
移住後も安定した収入を得るには、都市部の企業に所属したまま給与を維持できるフルリモートワークの職種を確保するのがおすすめです。
都市部並みの収入を確保できれば、格安な家賃や広い住宅環境といった利点を最大限に享受できるでしょう。
関連記事:テレワークによる地方移住は可能?メリットやデメリット、成功のコツを紹介
③利便性の高い中心部を選択する
初めての移住であれば、郊外よりも旭川駅周辺や主要な幹線道路沿いなど、利便性の高い中心部エリアを選ぶのも一つの方法です。徒歩圏内や、車で数分圏内にスーパーや病院がそろっていれば、吹雪による移動負担や事故のリスクを抑えられます。
除雪体制はどうか、バスの運行本数は多いかなども確認して住環境を選びましょう。
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旭川移住で活用したい支援
旭川に移住する際は、新生活準備金や住宅確保に伴う経済的負担を和らげるため、各種支援制度や助成金を上手に活用しましょう。
ここでは、以下の3つの支援について紹介します。
| 支援制度の名称 | 概要 | 補助内容・メリット |
| 旭川市移住支援金 | 東京23区(在住者または通勤者)から旭川市へ移住し、就業または起業する方等を対象に、国・道・旭川市が共同で移住支援金を支給する制度 | 世帯最大100万円(子育て加算あり)/単身最大60万円 |
| 旭川市住宅改修補助金 | 旭川市内にある新築後15年以上経過した住宅が対象で、既存住宅の省エネ化や適切に維持するための改修工事費用の一部を補助するもの | ・省エネルギー型:補助対象工事費の10分の1、上限10万円(千円未満切捨)・維持保全型:一律5万円 |
| 北海道空き家情報バンク | 所有者から売買・賃貸等の希望のあった北海道内の空き家情報を、空き家の利用を希望する方に提供 | 格安での物件取得 |
旭川市移住支援金
東京圏から旭川市へ移住し、一定の就業・テレワーク等の条件を満たす場合「移住支援金」が交付されます。単身者で最大60万円、世帯で最大100万円が支給され、18歳未満の児童がいる場合は加算金もあります。対象要件が細かく規定されているため、初期段階から市の窓口へ確認しておきましょう。
旭川市住宅改修補助金
旭川市では新築後15年以上経過した住宅を対象に、窓やガラス、玄関ドア、高断熱浴槽、節水型トイレなどの改修を行う場合、工事費用の一部が助成されます。
補助金を活用して断熱性能を高めることは、冬場の光熱費削減に直結します。
※旭川市移住支援金・旭川市住宅改修補助金ともに、2026年(令和8年)の受付は終了しています。次回以降の受付など、詳しくは旭川市の各窓口にお問い合わせください。
北海道空き家情報バンク
北海道空き家バンクでは、2026年(令和8年)9月現在、旭川市における空き家・土地などの物件が12件(うち空き家7件・空き地5件)登録されています。
空き家の活用は初期費用を抑えられる反面、古い空き家は水道管破裂や雨漏りなど不具合を抱えている危険性があるため、事前に専門業者と現地調査を実施し、修繕費用を正確に見極めて検討する必要があります。
また、登録物件が少ないため、空き家バンクから理想の住まいを探すのは難しいケースもあるでしょう。より多くの選択肢から選ぶなら、北海道の地域に根差した不動産ポータルサイトで検索するのがおすすめです。
旭川移住のよくある質問
移住を決断する前に、直面しやすい不安や疑問点についてQ&A形式で解説します。
Q1.旭川と札幌、どちらが住みやすい?
A1. 札幌市は利便性が高いものの、不動産価格の高騰が著しい状況です。
一方、旭川市は札幌市に比べて住宅コストを抑えられ、自然が身近にある環境も魅力です。ただし冬の冷え込みは旭川市の方が厳しいため、万全な暖房対策が必須となります。都市機能重視なら札幌、住宅費の安さや自然環境を求めるなら旭川が適しているといえるでしょう。
Q2.無償譲渡が可能な空き家はある?
A2. 2026年9月時点の北海道空き家情報バンクでは、旭川市における空き家・土地は全体で12件(うち空き家7件・空き地5件)で、いずれも有償の売買物件です。
無償譲渡の物件が登録される可能性はありますが、現時点で無償物件は確認できませんでした。なお、空き家の取得時には一定期間の定住義務や固定資産税の支払い、自費リフォーム工事が条件となることもあるため、たとえ物件自体の取得費が無料であったとしても、改修工事費を含めたトータル費用で判断する必要があります。
Q3.市内でおすすめの居住エリアはある?
A3. 子育て世代には、学校・公園が多く、商業施設や医療機関が整う「神楽・神楽岡エリア」や「東光・豊岡エリア」が人気です。
冬場の除雪作業が優先されるメインストリートやバス通り沿いを中心に探すのもおすすめです。
旭川の住まい探しは不動産連合隊へ
旭川への移住で失敗を避けるためには、冬の寒さや各種コスト、雇用の現状を事前に理解し、最適な住まいを選択することが重要です。高い断熱性能を備えた物件や利便性の高いエリアの住まいを見つけるには、地域の不動産情報に特化したポータルサイトの活用が近道です。
豊富な賃貸・売買物件情報を検索したい方は、地元密着の物件情報を多数掲載している旭川不動産連合隊をぜひご活用ください。