佐世保市への移住はおすすめ?街に住むメリットやおすすめエリアを紹介

ポスト シェア LINEで送る
佐世保市への移住はおすすめ?街に住むメリットやおすすめエリアを紹介

「自然環境に恵まれた環境で過ごしたい」「暮らし方や働き方を変えてみたい」といった理由で、地方移住を検討している方も多いのではないでしょうか。

移住先にはさまざまな選択肢がありますが、そのなかでも特におすすめなのが長崎県の佐世保市です。

佐世保市は、自然に恵まれた環境と適度な都市機能が調和されており、暮らしの快適さと利便性をあわせ持っています。

本記事では、そんな佐世保市の移住メリットやおすすめのエリアをご紹介します。移住に役立つ支援制度も取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

長崎県佐世保市の基礎データ

2.長崎県佐世保市の基礎データ

佐世保市は、長崎県の北部に位置する街です。2023年7月1日時点の人口は23万4,120人と、国土交通省が定義する「高次都市機能を有する都市」に分類されます。

街の中心部には、商業施設や商店街、電車やバスをはじめとする公共交通機関があり、都市機能が発達しています。また、さまざまなアクティビティが楽しめる国立公園で、山や海の豊かな自然を満喫できるのも特徴です。

このように佐世保市は、都市機能と自然が適度に調和された街だといえるでしょう。

佐世保市に移住することで、不便なく買い物に行けるだけではなく、休日は落ち着いた環境でリラックスできます。

長崎県佐世保市の基礎データ
● 平均気温:
 1月/7.0度、8月/28.7度(2022年時点)
● 児童福祉施設数:
 保育所/55園、認定こども園/21園、その他/17ヶ所(2022年時点)
● 開設公園数・総面積:
 425園、422.74ha
● 商店数:
 2,501店(2016年時点)
● 事業所数:
 10,769事業所(2016年時点)
● 事業所数シェア:
 1位/卸売・小売業、2位/宿泊・飲食サービス業、3位/生活関連サービス・娯楽業
参考:佐世保市ホームページ|令和4年版佐世保市統計書

佐世保市へ移住する3つのメリット

3.佐世保市へ移住する3つのメリット

地方移住ではさまざまな地域が選択肢に挙がるなか、理想的な暮らしを実現するには、各エリアの特性を理解することが大切です。

そのなかでも佐世保市は、都市機能と自然環境がバランス良く調和されています。

また、以下のようなメリットも把握しておくと、佐世保市が自分に合った街かどうか判断しやすくなります。

1年を通して温暖で過ごしやすい

佐世保市ホームページ|令和4年版佐世保市統計書」によると、佐世保市における2022年時点の平均気温は、1月が7.0度、8月が28.7度です。

真冬・真夏ともに比較的気温が高く、温暖で過ごしやすい特徴があります。

また、「長崎県ホームページ|長崎県の暮らしやすさ指標」では、県内の真夏日と冬日以外の日数が全国5位を記録しています。

つまり長崎県は、1年を通して猛暑や厳寒の日が少ないということです。

夏は涼しく、冬は雪が少ないため、いずれの時期も快適に過ごせるのが佐世保市の魅力だといえるでしょう。

雄大な自然のなかで幅広いアクティビティが楽しめる

佐世保市には、山や海、川などの雄大な自然があります。

自然を活かしたレジャースポットの数が多いため、休日に家族や友人とアクティビティを楽しみたい方におすすめです。

例えば、西海国立公園に指定されている「九十九島」は、ヨットセイリングやシーカヤックなどのマリンアクティビティが充実しています。遊覧船や展望台から島々の絶景を眺められるほか、贅沢な海の幸を堪能できるのも特徴です。

また、街の南にあるテーマパーク「ハウステンボス」で、子どもと一緒にイベントやアトラクションを楽しむのも良いでしょう。ハウステンボスには、大自然の環境を活かしたアドベンチャーパークや、四季折々の花を楽しめるフラワーロードなどがあり、目も心も同時に癒してくれます。

育児サポートが充実しており子育てしやすい

佐世保市では、2018年に佐世保市長が「イクボス宣言」を行いました。イクボス宣言とは、仕事と育児を両立して皆が気持ち良く働けることを目的に、職場のトップが従業員のワークライフバランスを率先して推進する考え方です。

首長自らが育児をしやすい環境を整えていることから、その考え方は自治体の子育て支援制度にも反映されています。

佐世保市の代表的な子育て支援制度は次の通りです。

  • 幼児教育・保育の無償化
    3歳から小学校就学前の子どもを対象に、幼児教育や保育にかかる費用を無償にする制度。条件を満たすことで、0~2歳児クラスの子どもも対象となる。
  • 母子・父子家庭福祉医療制度
    父母のいない子どもが病気やケガに遭った際に、医療費の一部を助成する制度。申請後に助成分の医療費が払い戻される仕組み。
  • 子育て支援センター
    子育てに関する悩みや不安に関して、保育士が相談に応じてくれる。さらに保育所や園庭を開放しているため、親子同士の交流にも適切。
  • 子育て世帯等の中古住宅購入・改修費への補助事業
    子育て世帯を対象に、中古住宅の取得費や改修費の5分の1(最大40万円)を補助する制度。
    ※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は上記のリンクをご確認ください。

このような充実した制度を活用することで、育児におけるコストの削減やストレスの軽減につながるでしょう。

同じ九州圏のなかでも、特に子ども連れで移住を検討している方には、子育て支援制度が充実している佐世保市がおすすめです。

佐世保市への移住に向くおすすめエリア

4.佐世保市への移住に向くおすすめエリア

佐世保市は、長崎県のなかで2番目に大きい面積を持つ地域です。街のなかは東西南北のエリアによって特徴が大きく異なるため、移住前に住む地域を絞り込んでおくと良いでしょう。

ここでは、佐世保市への移住に向くおすすめのエリアを3つご紹介します。

  • JR佐世保駅周辺
  • JR大塔駅周辺
  • 左石駅周辺

JR佐世保駅周辺

JR佐世保駅周辺は、佐世保市のちょうど中央に位置するエリアです。

駅周辺に商業施設や飲食店、ホテルなどがあるほか、全長約1kmの商店街「さるくシティ4〇3アーケード」が北に向けて伸びています。

また、JR佐世保駅は高速道路に面しており、電車や車で佐世保市外にアクセスしやすい特徴があります。

佐世保市のなかでも特に都市機能が発達しているため、生活に不便さを感じるケースは少ないでしょう。

街の中心部でも、少し落ち着いた環境に住まいを構えたい方は、JR佐世保駅から少し東に外れたエリアがおすすめです。このエリアには閑静な住宅地が広がっており、さらに小中学校があります。

JR大塔駅周辺

JR大塔駅周辺は、佐世保市の中心部からやや南東に位置するエリアです。

駅のすぐ近くにショッピングセンターやディスカウントストア、家電量販店、スポーツ用品店といった大型商業施設が立地しています。

また、JR大塔駅の東側には住宅地が広がっており、そのなかに「若竹台北公園」「田の浦かしわ公園」など、大小さまざまな公園があります。

必要に応じて買い物に出かけたり、子どもを伸び伸びと遊ばせたりと、豊かな暮らしをするのにおすすめのエリアだといえるでしょう。

交通アクセスに関しては、JR大塔駅近辺にある佐世保大塔ICを経由することで、南は長崎市、東は佐賀県や福岡県まで容易に移動できるのが特徴です。

左石駅周辺

街の中心部から離れて、より自然豊かなエリアで過ごしたい方には、松浦鉄道の左石駅周辺がおすすめです。

左石駅周辺は山や川などに囲まれており、自然環境に恵まれています。

駅のすぐ近くにショッピングモールやスーパー、100円ショップ、コンビニなどがあり、買い物で遠出をする必要がありません。

また、小中学校や高校などの教育施設が多く、子ども連れでの移住にも向いています。

左石駅の東側には「長崎労災病院」という大病院があるため、万一の病気や事故の際でも安心です。

佐世保市への移住に役立つ支援制度

5.佐世保市への移住に役立つ支援制度

佐世保市は、ほかの地域に比べて移住支援制度が充実しています。

次のような支援制度を活用すると、移住に関するコストの削減や移住後の生活費の抑制につながるでしょう。

  • 佐世保市移住支援金
  • 移住応援住宅助成金

佐世保市移住支援金

佐世保市移住支援金は、東京圏から佐世保市への移住・定住者に支援金を交付する制度です。

1世帯あたり100万円(単身者は60万円)の支援金が受け取れるほか、18歳未満の世帯員がいる場合は30万円(2023年4月1日以降に転入した場合は100万円)が加算されます。

佐世保市の住民票を取得するまでの10年間のうち、東京23区内で5年以上住んでいた方が対象です。

支援金を受け取るためには、自治体が運営する就職応援サイト「ジョブなび長崎」で、支援対象求人に申し込む必要があります。また、創業者で支援金を受け取りたい場合は、佐世保市が提供している創業支援金の交付を受けなければなりません。

佐世保市で就業・創業を考えている方は、ぜひ同制度を活用してみてください。

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は佐世保移住サポートサイト99LIFE|佐世保市移住支援金をご確認ください。

移住応援住宅助成金

移住応援住宅助成金は、長崎県外から佐世保市へ移住する方で住宅を購入・改修する場合に、助成金を支給する制度です。

条件に該当する方へは、住宅購入・改修にかかる経費の2分の1以内をベースに、次のような形で助成金が支給されます。

  • ①離島半島地域を除く佐世保市への移住者:1世帯あたり最大20万円
  • ②①に該当し中学生以下の子どもがいる世帯:1世帯あたり最大40万円
  • ③佐世保市の離島半島地域への移住者:1世帯あたり最大40万円
  • ④③に該当し中学生以下の子どもがいる世帯:1世帯あたり最大60万円

※2023年7月に執筆した記事です。最新情報は佐世保移住サポートサイト99LIFE|移住応援住宅助成金をご確認ください。
※本制度は2024年3月31日時点で廃止予定です。

「佐世保不動産連合隊」でお気に入りの物件を見つけよう

6.佐世保市での物件探しは「佐世保不動産連合隊」がおすすめ

佐世保市は、都市機能と自然環境がバランス良く調和されており、気候も温暖で過ごしやすい街です。本記事で紹介した情報を参考に、佐世保への移住で理想的な暮らしを実現してください。

もし佐世保市周辺で新たな住まいを探している場合は、さまざまな売買物件や賃貸物件を探せる「佐世保不動産連合隊」を活用してみてはいかがでしょうか。地域密着型だからこそ、地元ならではの物件に出会いやすいのが特徴です。

物件の種別や間取り、路線などの細かい条件を指定して簡単に物件を検索できるため、佐世保市への移住を検討している方はぜひご活用ください。

Avatar photo

この記事を書いた人: ラルズネット編集部

関連するキーワード

この記事に関連するタグ

〈 PICK UP 〉

佐世保での暮らし、 佐世保不動産連合隊 探してみませんか?