お部屋探し中の方へ!内見するときに押さえておきたいポイントとは?

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お部屋探し中の方へ!内見するときに押さえておきたいポイントとは?

新しい住まいを選ぶときは、実際に内見して確認することが、お部屋探しの成功のカギとなってきます。しかし、内見時には何を見ればいいのか困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

物件の設備や条件はもちろん大切ですが、そこで過ごす時間をより豊かにするためには、その周辺環境などもしっかり見ていきましょう。

この記事では、内見する際に押さえておきたい4つのポイントを詳しくご紹介します。

ポイント1「内見時にあると便利な物を持っていく」

ポイント①「内見時にあると便利な物を持っていく」

内見は限られた時間の中で行うことが多く、また何回もその物件を見に行くことができるかは分かりません。

内見前に必要なツールを用意し、しっかりと事前準備することをオススメします。

メジャー

入り口の寸法や、家具を置きたい所の広さを測るのに必要になります。

不動産会社が用意してくれることもありますが、自身で用意しておくと安心です。

メモ用紙

メモ用紙またはスマホのメモアプリを用意しておきましょう。

メジャーで測った寸法などを書きとめておくことで、後ほど家具の大きさと照らし合わせて確認する時に役立ちます。そのほか、内見後の振り返りに役立つため、気になった箇所などを詳しく書き込んでおくこともポイントです。

間取り図

不動産会社の方で用意してくれることがほとんどですが、事前にもらっていた場合は持参しておきましょう。気になった箇所などを間取り図に直接書き込むと、後から確認もしやすいです。

また、間取り図はメモ用紙としても使えます。

スマホ

外出時は必ず持ち歩くとは思いますが、このスマホもかなり重要なアイテムになってきます。

内見時に写真を撮影して後から見返したり、物件の雰囲気をより記憶しておけるよう動画で撮影したり、カメラ代わりとして大活躍します。

また、コンパスアプリを入れておけば、その部屋が北向きか南向きか等の確認も簡単です。

スリッパ

スリッパは、内見時に不動産会社の方で用意してくれることがほとんどなのですが、念の為用意しておくと安心です。

ポイント2「室内の環境を細かくチェックする」

ポイント②「室内の環境を細かくチェックしておく」

素敵な外観や広々とした間取りに目が奪われがちですが、実際に住んでみると不便や不満が出てくることもあります。

住んだあとに後悔しないためにも、室内の環境を細かくチェックしておきましょう。

玄関

玄関の入り口や玄関スペースの広さを測っておくと、家具の搬入時に「入らない!」といった事態を防ぐことができます。

玄関の入口を測る時はドアの広さではなく、ドアを開けた時にできる空間の広さを測るのがポイントです。

窓の大きさをチェックしておくと、カーテンの用意がスムーズにいきます。また、窓からの眺望を確認しておくのも大切です。

すぐ目の前に隣のマンションの窓があったり、人目につきやすい環境だったりと、プライバシーが気になることがあります。

そして、窓が結露していないかもチェックしておきましょう。乾いていても、窓枠付近がカビていたり変色していたりする場合は、結露しやすい環境であることが多いです。

窓枠や、その付近も注意して見ることをおすすめします。

水回り

キッチンやトイレ、バスルームもしっかりチェックしておくことが大事です。カビていたり、湿気がこもったりしていないか確認しておきましょう。

もしチェックできるのであれば、シャワーの水圧も確認してみてください。水圧が極端に弱かったり強かったりすると、毎日の入浴タイムでストレスを感じてしまいます。

また、空室期間が長い部屋などは下水の匂いがあがってきて臭いことがありますが、住むことで匂いが消えていくケースが多いです。

しかし、あまりにも変な匂いが充満している場合は、不動産会社に原因を聞いたり、入居前にクリーニングをしてもらえるのかどうかを確認しておくと良いでしょう。

どうしても匂いが気になる場合、その物件は避けた方が無難です。

騒音や壁の遮音性

生活していく中で、「騒音」は特に気になるポイントのひとつだと思います。内見していて近隣の生活音が頻繁にしてくるようであれば、そこの物件は一度検討し直した方が良いでしょう。

壁を叩いて音の響きを確認し、防音性に優れているかを確認する方法もあります。叩いた時に壁全体に音が響くようであれば、音が通りやすい可能性が高いです。

また、音は壁を伝って聞こえてくるので、壁に耳を当てて「どのくらい他の階の音が聞こえてくるのか」もチェックしておきましょう。

一般的に、防音性が期待できる壁の厚さは「180mm〜250mm」とされているので、隣の部屋との壁の厚さを不動産会社に聞いておくとより安心です。

コンセントの位置や数

特にこれは古い部屋にありがちなのですが、コンセントの数が少なかったり、使い勝手の悪い場所にコンセントが設置されていたりすることがあります。

タコ足や電源タップを使って、コンセントの数や位置をカバーすることもできますが、配線をゴチャゴチャさせたくない人はよくチェックしておきましょう。

ポイント3「共用部が管理されているかをチェックする」

ポイント3「共用部が管理されているかをチェックする」

共用部がどのように使われているのかを確認するのも、内見時の大事なポイントの1つです。

そこの使われ方を見ることで、住民のマナーや管理具合のレベルを推測することができます。

郵便ポスト

ポストの周辺にチラシが散乱している物件は、住民のマナーが悪く管理が行き届いていない物件の可能性があります。あまりに散らかっている場合は、要注意です。

また、チラシがたまっているポストや、受け口がテープで塞がれているポストが目立つ時は、空き部屋が多い場合があります。

騒音などのトラブルが頻発し、住人が流出しているなどの理由があって空き部屋が多いこともあるので、気になった際は不動産会社に相談しておきましょう。

掲示板

マンションやアパートには、掲示板が設置されている物件があります。掲示板は普段、自治体で行われる行事や、その物件での工事の案内などが貼られています。

しかし、そこにゴミ出しや騒音への注意文が貼られている場合、マナーの悪い住民がいるという証拠です。

内容にもよりますが、もし注意文が貼られていたらその物件は避けたほうが無難でしょう。

廊下・階段の踊り場

基本的に、マンションやアパートの廊下や踊り場には、私物を置くことが禁止されています。

もしそこに私物やゴミなどが置かれていた場合、マナーの悪い住民がいる可能性が高いです。

駐輪場・駐車場

駐輪場や駐車場がある場合、そこも確認しておきましょう。

駐輪場は、停め方が雑かどうか明らかに使われていない自転車が放置されていないかゴミが散乱していないかをチェックします。問題がありそうな状態だった場合、住民のマナーレベルが良くない可能性が高いです。

自転車をよく使う人は、駐輪場に屋根や停めるスペースがあるかどうか、チェックしておくこともポイントです。

駐車場の場合も、ゴミが散乱していないかなど、管理が行き届いているかをチェックしておきましょう。

ゴミ捨て場

このゴミ捨て場も、住民のマナーや管理具合を確認するのに重要な場所です。

収集日ではないのにゴミが置かれていたり、明らかにずっと放置されている粗大ゴミが置かれていたりする場合、その物件の管理レベルやマナーレベルはあまり良くないといえます。

ポイント4「周辺環境が整っているかチェックする」

ポイント4「周辺環境が整っているかチェックする」

快適な部屋であっても、この周辺環境が良くないと生活に支障がでてくることがあります。

住む前に、周辺の施設・道路・利便性などもしっかりチェックしておきましょう。

コンビニやスーパーなどの商業施設の有無と距離

コンビニやスーパーなど、自分が頻繁に使う商業施設が近くにある場合、生活していく上でとても便利になります。

実際に歩いて、どの位の時間で着くのか確認しておくと良いでしょう。そのときに、店舗の品揃え具合をチェックしておくのもポイントです。

あまりにも遠い場合や品揃えが悪いと、今後生活していくうえで不便を感じる可能性が高くなります。

道路

物件に面した道路や、その近隣道路の交通量が多い場合、騒音が気になることがあります。

また、トラックなどの大型車が通ると揺れることがあるので、静かに暮らしたい人は周辺に大きい道路がないか確認しておくと良いでしょう。

最寄り駅までの距離と人通り

物件情報にも「最寄り駅まで徒歩◯分」と記載されている場合がほとんどですが、実際に歩いて時間や道のりを確認しておくことをおすすめします。

急な勾配があって歩くのが大変だったり、あまりにも人通りが少なかったりするケースがあるからです。

また、朝は人が多くて雰囲気が良くても、夜は人通りが少なかったり、街頭が少なくて道が暗かったりすることがあります。防犯や安全面を考慮し、可能なら朝と夜の2回に分けて周辺環境を確認しておきたいところです。

しっかり事前準備をしてから内見しよう!

しっかり事前準備をしてから内見しよう!

快適なお部屋に住むためには、内見をしっかり行うことが大事になってきます。持ち物を事前に準備し、チェックしておく項目をまとめておくと、スムーズに内見できますよ。

この記事を参考にして、ぜひ理想のお部屋を見つけてください。

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この記事を書いた人: ラルズネット編集部

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