居抜き物件サイトのおすすめ6選を対応エリア別に紹介|活用するコツは?

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居抜き物件サイトのおすすめ6選を対応エリア別に紹介|活用するコツは?

居抜き物件を探したいと思っても、「どのサイトを使えばいいのかわからない」「探してもピンとくる物件が見つからない」と感じたことはありませんか?

とくに初めて出店を考えている方にとっては、物件探しの手段や情報の質は大きな不安要素になりがちです。

この記事では、対応エリア別に使える居抜き物件サイトを6つピックアップして紹介します。ご自身に合ったサイト選びの参考になれば幸いです。

\地域密着型の不動産ポータルサイト/

居抜き物件サイトのおすすめ3選|東京・関東版

居抜き物件サイトのおすすめ3選|東京・関東版

主に東京や関東で使える居抜き物件サイトとして、下記の3つを紹介します。

サイト名対応エリア掲載件数業種
テンポスマート・東京
・神奈川
・千葉
・埼玉
(関西版)
・京都
・兵庫
・大阪
13,848件
(関東版・関西版で共通)
・飲食
・美容
・物販 など
居抜き店舗.com・東京
・神奈川
・千葉
・埼玉
(主に東京23区中心)
3,611件飲食店がメイン
居抜き店舗ABC・東京
・神奈川
・千葉
・埼玉
(関西版)
・京都
・兵庫
・大阪
2,684件飲食店がメイン
※2025年5月時点

サイト1.テンポスマート

「テンポスマート」は、飲食店や美容室・サービス業など、さまざまな業種に対応した店舗物件専門サイトです。

居抜き物件や非公開物件も多数取り扱っており、希望条件に合った案件を紹介してもらえる可能性があります。関東エリアでは、すでに7万人以上のユーザーが登録しており、掲載物件は1万件を超えるなど、実績が高いです。

さらにテンポスマートでは、店舗開業や運営に必要なビジネスパートナーを紹介しており、物件選びにとどまらない出店全体のサポート体制が整っています。

飲食店以外の業種で居抜き物件を探したい方や、出店のサポートを得たい方にオススメします。

サイト2.居抜き店舗.com

「居抜き店舗.com」は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)を中心に、飲食店向けの居抜き物件を豊富に掲載している専門サイトです。

実際にスタッフが現地を確認したうえで物件情報を掲載しているため、写真や図面だけではわからないリアルな情報に基づいた検討が可能です。設備の状態だけではなく、前テナントが撤退した理由もリサーチしているので、情報収集が効率化できます。

また、会員登録すると、未公開物件が毎日メールで届くので、掘り出し物に出会える確率が高まります。

信頼できる情報で効率的に探したい方や、飲食業での開業を考えている方にオススメです。

サイト3.居抜き店舗ABC

居抜き店舗ABCは、関東・関西を中心に、飲食店向けの居抜き物件に特化したサイトです。

創業から20年以上の実績を持ち、店舗物件・居抜き市場を継続的に開拓してきました。

物件探しや書類作成のアドバイスもおこなっており、初めて開業する方にとって心強いサポートとなります。

LINE公式アカウントで未公開物件の情報を発信しており、スマホひとつで手軽に最新情報をキャッチできる点も魅力です。また2024年1月からは、物件の申し込み・契約の手続きを電子化したため、どこでも手続きが可能になりました。

参考:PR TIMES「居抜き物件のお申込みがスマホでできるWeb申込がスタート

開業までを一貫して支援してほしい方や、スマホやオンラインを使って手続きを効率化させたい方にとって、使いやすいサイトといえます。

居抜き物件サイトのおすすめ3選|地方・全国版

居抜き物件サイトのおすすめ3選|地方・全国版

地方都市や全国で使える居抜き物件サイトとして、下記の3つを紹介します。

サイト名対応エリア掲載件数業種
テナント連合隊札幌
函館
仙台
浜松
名古屋
神戸
福岡
13,972件
※対応エリアを合計
※居抜き物件を含む掲載テナント数
・飲食
・美容
・物販
・事務所 など
店舗そのままオークション全国2,135件・飲食
・サービス
・小売 など
退去ナビ非公開非公開非公開
※2025年5月時点

サイト1.テナント連合隊

テナント連合隊は、地域密着型の不動産ポータルサイトです。以下の地域に特化しており、合計で13,000件以上の物件が掲載されています(2025年5月時点)。

地元不動産会社が管理する物件を中心に掲載しており、大手ポータルでは扱われていない掘り出し物件に出会えるチャンスがあります。

掲載物件には、地方の商業エリアや住宅地内の店舗なども含まれており、前テナントの業種をもとに検索することも可能です。そのため、開業後の設備流用や内装コストの削減といったメリットが期待できます。

さらに「出店するのにおすすめの業種」という検索条件があるので、希望に合った物件を抽出しやすいです。

都市部以外での開業を考えている方や、地域特化型の物件情報に価値を感じる方にとって、有効な選択肢となるでしょう。

サイト2.店舗そのままオークション

店舗そのままオークションは、全国対応型の居抜き物件専門プラットフォームです。

12万人を超える会員が登録しており、サービスへの信頼やニーズの高さを裏付けています。実際に「ガイアの夜明け」「日本経済新聞」などのメディアでも取り上げられた実績があり、注目度の高いサービスです。

物件情報の提供にとどまらず、助成金や融資の案内・開業セミナーの開催といったサポート体制も整っています。運営会社は開業のコンサルティングもおこなっているため、初めて出店を考えている方や、戦略的な出店計画を立てたい方にオススメです。

無料の会員登録で、未公開物件がメールで届くようになるので、物件探しを効率化したい方は検討してみてはいかがでしょうか。

サイト3.退去ナビ

退去ナビは、近い将来に空き予定となる物件を先取りできる独自性の高いサイトです。退去通知の段階から情報を収集・掲載しているため、他サイトよりも一歩早く物件にアクセスできます。

スシローやモスバーガーなどの大手チェーン店をはじめとして、約3,000社が会員登録しており、サービスの信頼性がうかがえます。テレビ朝日の「グッド!モーニング」や、「毎日新聞」でも紹介されました。

居抜き物件を早期に押さえたい方にオススメです。

居抜き物件サイトを選ぶポイント

居抜き物件サイトを選ぶポイント

居抜き物件サイトを選ぶ際は、以下2点のポイントを押さえましょう。

  1. 探したいエリアに対応しているか
  2. 業種別に物件を検索できるか

まず、自分が探したいエリアにしっかり対応しているかを確認することが大切です。サイトによっては全国に対応しているものもあれば、関東や地方都市など特定のエリアに特化している場合もあります。

次に、飲食・美容・物販など、業種別で物件を検索できる機能があるかも見逃せません。業種に応じた検索が可能であれば、必要な設備や立地条件を満たす物件に素早くたどり着けます。

この2点を軸に選べば、物件探しの効率が格段に向上し、納得のいく出店につながる可能性が高まります。

居抜き物件サイトを活用するコツ

居抜き物件サイトを活用するコツ

居抜き物件サイトを効果的に使うコツは、以下の3つです。

  1. 検索する条件を事前に整理する
  2. 新着物件の通知機能を使う
  3. 複数のサイトを併用する

まず理想的な条件を事前に整理しておきましょう。業種やエリアだけでなく「予算の上限」「設備の残置状況」などの条件も決めておくと、比較検討がスムーズです。

次に新着物件の通知機能を活用することもオススメです。人気物件はすぐに申し込みが入るため、情報を早くキャッチできる仕組みを整えておきましょう。

サイトで会員登録をしておけば、未公開物件がメールで届く場合もあります。

また、複数のサイトを併用すると、収集する情報の偏りを防げます。気になる物件があれば、早めに問い合わせや内見予約をおこないましょう。

居抜き物件に関するよくある質問

居抜き物件に関するよくある質問

Q.居抜き物件を選ぶときに気をつけることは?

居抜き物件を選ぶ際は、前テナントが閉店した理由を確認しておきましょう。

立地や家賃は魅力的でも、集客が見込めなかったケースや近隣トラブルなどのリスクが潜んでいる可能性もあります。

また、契約前には実際に物件を訪れ、設備の状態や衛生面・隣接する店舗・周囲の環境までしっかり確認しておくことが重要です。設備の使用感や購入時期などを把握しておかなければ、修繕や買い替えによる突発的な出費が発生しかねません。

現地視察には時間と手間がかかるものの、スムーズな開業のためには必要な労力です。

以下の記事では、居抜き物件を探す際の注意点をより詳しく解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

関連記事:居抜き物件を探す際の注意点|よくある7つのトラブルをもとに解説

Q.居抜き物件とスケルトン物件はどっちが良い?

居抜き物件とスケルトン物件のどちらが良いかは、出店の目的や予算によって異なります。

居抜き物件は内装や設備がある程度残っているため、初期費用を抑えてスピーディに開業したい人にオススメです。一方で、前テナントの設備やレイアウトが活かしにくい場合もあります。

スケルトン物件はゼロから自由に内装が設計できる反面、費用や工期がかかるため、潤沢に予算を用意できる方に向いています。

それぞれのメリット・デメリットを押さえて、自分のスタイルに合った選択をおこないましょう。

以下の記事では、居抜き物件とスケルトンの違いをより詳しく解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

関連記事:居抜き物件とは?スケルトンとの違いや契約の流れを解説

居抜き物件を探すなら「テナント連合隊」!

居抜き物件を探すなら「テナント連合隊」!

この記事では、居抜き物件を効率良く探すためのサイトや選び方のポイント・活用のコツを紹介しました。

どのサイトも独自の強みがあるため、目的や地域に応じて選ぶと、理想のテナント物件に出会える可能性が高まります。

地方での開業を考えている方には、地域特化型の不動産ポータルサイト「テナント連合隊」がオススメです。

13,000件以上の物件情報から、業種やエリアを絞り込んで探せます。希望条件を入力すると、対象地域の不動産会社がメールで物件を紹介する「テナント物件リクエスト」機能もありますので、気になる方はチェックしてみてください。

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この記事を書いた人: ラルズネット編集部

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