ただ漠然とお部屋の下見に行ったのでは意味がありません。間取図から受けた印象どおりの広さがあるか、必要な家具は納まるのか、収納の数は足りるのかなど、行く前に間取図を見ながら気になる疑問点を整理しておきましょう。限られた時間の中で下見をするのですから、見るべきポイントは確実に押さえ 効率よくお部屋探しをしましょう
●下見時、持っていくと便利なもの●
・コンパス(方位磁石)
晴れの日は、太陽の位置などで部屋の方位を予想できるが、曇りや雨の日は太陽が確認できないので、持っていくと正確な方位が分るので便利
・メジャー(スケール)
家具が納まるかどうか確認するのに必要、あらかじめ今の家具の採寸をしていると良い

●居間・洋室・和室●
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天井にシミがある場合は要注意 !!
過去に雨漏り、スガ漏れ
があった証拠
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押入れ・クローゼットの中に、カビやシミがある場合は、湿気が多いので注意。
中を清掃していても、カビ臭さは残るので、注意深く観察しよう
押入れ・クローゼット内に不自然に壁紙や塗装をしている場合は、カビ跡を隠している可能性があるので
注意が必要です。 |
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壁面の壁紙クロスが一部ハガレテいる場合は、冬場に結露が多いということです。
外気温と室内温度の差により、壁面と壁紙クロスの間に結露(水分)が生じて起こる現象で、壁面の断熱が十分でない可能性があります。
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窓や戸がキチンと開くのか、又は閉まるのかをチェックしよう。
キチンと閉まっても、建具の枠と壁の間に10円玉が入るような隙間があると、建具がずれて来ている証拠 |  |
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畳が、フカフカしていないかチェック
フカフカしている場合は、床下から湿気が上がってきている証拠 |
■その他チェック事項■
1、コンセントの位置や数、テレビアンテナ・電話のジャックの位置
2、大きな家具は納まるのか
3、壁の厚さはどうか、壁を叩くと だいだい分る
4、床を歩くと足音が響かないかチェック
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