ドアロック(カギロック)は占有権の侵害にあたりますので、現状では訴訟を起こされるとほぼ100%負けます。
大宮でのケースでは、うろおぼえですが、80万円ほど支払わされているはずです。人権弁護士と称される人たちの中には、着手金が3〜5万程度、場合によってはタダ(勝ったときに損害賠償から弁護士費用をもらうんです)でこの種の訴訟を引き受ける方もいます(東京の場合ですが)ので注意が必要です
相手の性格を見抜いたうえで、くれぐれも慎重に行ってください
このドアロックをぎりぎりグレーゾーンにする方法として、
「住宅明け渡し届け」をあらかじめもらっておくという方法があります。
書式はだいたい以下のとおりです。顧問弁護士の先生方が、これは万全というのを考えたものです。
________________________________ 住宅明渡届
私が居住しておりまず下記の住宅をここに明け渡します。
なお、残存物においては、すべて権利放棄しますから、 ご面倒ですが廃棄してくださるようお願いします。 記 住宅住所 日付 居住者住所 居住者名前 印 ○○○○(大家さんの名前)殿
_________________________________
で、文言のうち(権利放棄します)の部分は必ず下線か太文字で
日付は書き込んでもらうときには、絶対!にいれない。
あとで自分が自由に書き込むためです。
またそのため、名前の横の印以外にも、必ず! 捨て印を1カ所もらう。
問題がなくはないですが、契約(入居)のときに先にもらっておくと万全でしょう。
モメてからのドアロックは、あいてがチンピラ人間だと大家側に不利になりますが、この書類があれば、ある程度は申し開きができます。
書類の日付をドアロックする日かその前日にして、レッツ鍵チェンジです(笑)。この書類のミソは、部屋の中にある動産類(家財)の権利を放棄していること。単なる明け渡し届けでは、中の動産類に手を触れることができません。
ただし、気をつけなければならないのは、単なる動産ならどんな高額なものでもこの権利放棄で万全なのですが、位牌、遺骨、遺影、写真、判子、通帳、保険証などは、目的外動産(ようするに含まれないということです)になることです。
これらのものは本人に突き返すか、本人いなけりゃ親類縁者に送るかしたほうがいいでしょう。特に位牌、遺骨の勝手な処分は、あとから目から火が飛び出るほどの精神的な慰謝料をとられる恐れがあります。縁者がどうしても見つからないって場合は、超大手の大家さん(日本で1番とか2番とか3番とか)たちは、3〜6ヶ月保存したのち、無縁仏を供養してくれる寺にあずけてます。
情報提供 by 追い出し屋さん
|