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住宅ローンが払えない

 ここ数年、世の中 不景気のためか、会社倒産・リストラ・賃金カットなどにより、住宅ローンを支払えなくなる方が激増しています。又、諸悪の根源「住宅金融公庫のゆとり返済」の支払い額のアップする時期とも重なり、苦労されている方も多いと思います。ここでは、少しでも役立ちそうな情報を提供していきます。

借り替えローン

 一番最初に検討するのは、住宅金融公庫から民間の金融機関の住宅ローンへの借り替えでしょう。借り替えローンの良い所は、残債を全額貸してくれることと、返済年数を延ばすことにより(残25年なら30年に)、月々の支払い額やボーナス時の支払い額を今より低く出来るのが、最大のメリットです。審査基準は、普通の住宅ローンと同じです。詳細は「住宅ローンの借り方 基礎編」を見てください。

 借り替えローンを申し込む金融機関は、今、公庫の支払いをしている金融機関(住宅金融公庫取扱金融機関)が良いでしょう。今まで公庫を3〜5年支払ってきた実績が分かるし、信用力が有るので、借り換えローンが受け易いです。

 今、公庫の支払いをしている金融機関に断られても、諦めてはいけません。「借り替えローン」を積極的に推し進めている金融機関が必ずありますので、調べてみてください。

注意事項

  1. 必ず 支払えなくなる前に、借り替えローンの手続きを申し込みましょう。延滞してからだと、信用力が低下するので、借り替え出来ないことが多い。 
  1. 会社倒産などで無職の方は、「借り替えローン」は、借して貰えません。リストラを予告されている場合や転職を考えているいる方は、今の会社に籍がある間に、「借り替えローン」の申し込みをしてください。転職先が見つかり 新しい会社に移ってからでは、勤続年数が無いため「借り替えローン」は受けれません。
  1. まじめな方に多いのが、住宅ローンを支払うために、サラ金・クレジット会社から借り入れ支払いを続ける方がいますが、これは破綻するのが目に見えています。サラ金から借りるぐらいなら、公庫の支払いを延滞した方が良いです。公庫の延滞金の取り立ては、ハガキによる督促がほとんどです、サラ金だと こうはいきません、家を手放す前に家に居られなくなります。
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