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住宅ローンの借り方(応用編)

 民間の金融機関(銀行等)の住宅ローンを利用する場合、やはり融資審査に通り易い人、通り難い人はいるもので、ここでは、融資審査に通り易くなる方法をアドバイスしたいと思います。
メインバンクを決めよう
 個人でも、住宅ローンを受ける場合、その銀行との取引状況が重要視されるようになってきました。公共料金の引き落としや、給料の振込み口座に指定していると、住宅ローンの金利が優遇される銀行も増えてきてます。よって、どの銀行を自分のメインバンクにするかは、非常に重要です。

 メインバンクにする第1の条件は、住宅ローンが通り易い事です。一概には言えませんが、都市銀行よりは地方銀行、地方銀行よりは地方の信金が、個人の住宅ローンには熱心です。また、戦略的に個人の住宅ローンに力を入れてる銀行もありますので、新聞広告やチラシなどで頻繁に住宅ローンの広告を出している銀行は、チェックしておいた方が良いでしょう。

 メインバンクが決まりましたら、その口座を通して全ての支払い決済をする。公共料金の引き落とし、クレジットカードの支払い口座、保健料金の引き落とし等。一番肝心なことは、家賃の支払いがキチンと通帳に記帳されるようにする事です。今、家賃が自動引き落としになっていれば良いが、自分で家賃の指定口座に振り込んでいる場合は、自動振込みの手続きをしてください。これは、毎月、指定した日に自分の口座から指定した口座(家賃の口座)に、指定した金額が振り込まれるシステムです、自分の口座がある銀行で手続きが取れます。これをやると、毎月家賃をいくら払っているのかが、通帳に記帳されます。 

 住宅ローンの審査の時に、一番重要視されるのが、今家賃をいくら払っているかです。この金額が、ハッキリと銀行にわかるようにしておく事は重要です。その他の支払いも銀行の方でわかるわけだから、融資は受け易くなります。

 あと、余裕があるなら毎月1万でも2万でも積立定期をしてください。積立定期をしていると、融資の際、家賃プラス積立定期の額が支払い能力とみなされ、かなり有利になります。これに、定期貯金をしていれば完璧です、あなたは優良なお客様です、一発で住宅ローンは通ります。

このような銀行との取引を続けていると、住宅ローンは原則売買価格の8割融資だが、物件に担保力さえあれば、9割融資、満額融資もしてくれる銀行もあります。
家を買うチャンスというものは、そうそう来るものではありません。来た時のために今から準備をしておきましょう。
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