北海道は移住先として人気がありますが、「治安は大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
データを見ると、北海道の都市部と、郊外や農村地域では治安に差があります。
この記事では、北海道の治安状況を北海道警察の統計をもとに分析し、犯罪の多い地域・少ない地域をランキング形式で解説します。
移住や転勤・進学などによる物件探しを検討されている方は、参考にしてみてください。
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目次
北海道の治安は良い?悪い?
人口1,000人当たりの刑法犯認知件数で見ると、北海道は全国と比較して平均以下の水準に収まっており、治安の良いエリアと言えます。
2024年の北海道・東京・全国の犯罪状況を見てみましょう。
| エリア | 人口 | 刑法犯の 認知件数 | 刑法犯の 検挙件数 | 人口1,000人当たりの 刑法犯認知件数 ※(刑法犯認知件数/総人口)×1,000 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 5,043,000人 | 22,714件 | 10,974件 | 4.5件 |
| 東京 | 14,192,184人 | 94,752件 | 33,961件 | 6.6件 |
| 全国 | 123,802,000人 | 737,679件 | 287,273件 | 5.9 件 |
参考:警察庁 刑法犯に関する統計資料(令和6年の 刑法犯に関する統計資料)
北海道でもっとも多いのは窃盗犯で、以下、粗暴犯・知能犯・風俗犯・凶悪犯の順に犯罪認知件数が多い状況です。
また、エリアごとの差が大きく、観光客や若者が集まる繁華街では事件・トラブルのリスクが高まる傾向にあります。
とくに、札幌の繁華街として有名な「すすきの」や、函館・旭川などの人口が多い一部の都市では、窃盗・暴行・詐欺といった事件が報道されることも多く、「治安が悪い」と言われがちです。
一方、北海道の町村部は高齢者の比率が高く、犯罪発生率が極めて低いエリアが大多数です。
北海道の「治安が悪い?」と不安視されがちな市ランキングTOP5
ここでは、人口規模や犯罪件数を基準に、北海道でも治安がやや不安視される市をまとめました。
| 都市名 | 人口 ※2024年 | 刑法犯総数 ※2024年 | 人口1,000人当たりの 刑法犯認知件数 |
|---|---|---|---|
| 苫小牧市 | 166,095人 | 1,031件 | 6.2 |
| 札幌市 | 1,953,592人 | 11,430件 | 5.8 |
| 函館市 | 238,213人 | 1,232件 | 5.1 |
| 千歳市 | 97,173人 | 496件 | 5.1 |
| 旭川市 | 318,088人 | 1,195件 | 3.7 |
参考:公益財団法人国土地理協会 2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(2024年4月時点)
北海道警察ホームページ-統計- 市町村別犯罪発生概況(令和2年~令和6年)認知・検挙件数(確定値)
次から市ごとの解説をしていきます。
苫小牧
苫小牧市役所のホームページに犯罪発生情報が掲載されています。
参考:苫小牧市 犯罪発生情報
犯罪発生件数は過去10年のうちピークだった2015年の35,457件に比べると、2024年は22,714件となっており、10年単位で見ると減少しています。
参考:苫小牧市 防犯ガイドブック
また、住宅エリアは落ち着いた雰囲気で、治安は悪くありません。
関連記事:苫小牧が移住先に選ばれる6つの秘密
札幌
北海道最大の都市で、おおむね治安は悪くありません。ただし、大通・すすきのを中心に繁華街が広がっているため、夜間に暴力事件や窃盗、飲酒トラブルが発生しやすい傾向にあります。
人口が多い分、北海道では犯罪件数が突出しており「治安が悪い」というイメージにつながっています。しかし、住宅エリアや郊外に近い区は比較的落ち着いており、区ごとに大きな差があるのも特徴です。
下記の関連記事で札幌の治安や移住について詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
関連記事:札幌に治安が悪い地域はある?ランキングで区ごとに徹底解説!
札幌市への移住を叶えたい!6つの魅力や活用できる支援制度を紹介!
函館
観光都市として知られる函館は、観光客の多さからスリや置き引きといった軽犯罪が目立ちます。
夜間の繁華街では飲酒に絡んだトラブルも発生しており、観光地ならではのリスクが治安評価を下げる要因となっています。
一方、住宅街は落ち着いており、地域差が明確な都市です。
関連記事:サポート・サービスを活用して函館に移住しよう
函館移住で後悔しないために|失敗談から学ぶ注意点と成功のポイント
千歳
千歳市は新千歳空港があり、札幌まで最速で37分(快速エアポート利用の場合)とアクセスに優れ、人流の多いエリアです。
また、半導体メーカー「ラピダス」が進出し、都市開発が進んでいることから、人口増加も予測されています。
参考:千歳市 ラピダス進出で 千歳のまちはこう変わる!
一部地域で不審者情報や窃盗事件などの報告がありますが、人流の多さを考えると治安は悪くありません。
住宅街は落ち着いており、自然と都市機能のバランスが取れた暮らしやすい地域です。
関連記事:千歳市に移住した際の住みやすさは?補助金や支援制度を紹介
旭川
旭川は過去にいくつかの重大事件が報道されたことがあり、全国的に「治安が悪い街」という印象が根強く残っています。
しかし、2023年は人口1,000人当たりの犯罪発生件数が4.5件でしたが、2024年は3.7件まで減少しました。札幌が5.8件、函館は5.17件なので、都市部の中でも治安に問題のないのエリアと言えるでしょう。
繁華街周辺は夜間に注意が必要ですが、イメージと異なり安全に生活できるエリアです。
下記の記事で旭川の治安や移住について解説しているので、併せてご覧ください。
関連記事:旭川の治安が悪いと言われる理由は?いじめ対策や駅裏の安全性なども解説!
旭川に移住したい!街の魅力や支援制度、生活費の目安など詳しく解説
北海道の治安が良い市ランキングTOP5
続いて、犯罪件数が比較的少なく「住みやすい」と評価される都市を紹介します。
| 都市名 | 人口 ※2024年 | 刑法犯総数 ※2024年 | 人口1,000人当たりの 刑法犯認知件数 |
|---|---|---|---|
| 北見市 | 110,724人 | 357件 | 3.2 |
| 帯広市 | 161,387人 | 570件 | 3.5 |
| 江別市 | 118,136人 | 496件 | 4.1 |
| 釧路市 | 155,880人 | 651件 | 4.1 |
| 小樽市 | 105,661人 | 456件 | 4.3 |
参考:公益財団法人国土地理協会 2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(2024年4月時点)
北海道警察ホームページ-統計- 市町村別犯罪発生概況(令和2年~令和6年)認知・検挙件数(確定値)
北見
道東の中核都市でありながら、犯罪件数が比較的少なく、落ち着いた生活環境が魅力です。
商業施設や医療機関も整っており、子育て世帯からシニア層まで安心して暮らしやすいエリアと言えます。
関連記事:北海道北見市に移住して田舎暮らし!仕事事情や補助金を詳しく解説
帯広
帯広は都市と農村のほか、雄大な自然がバランス良く広がる地域です。十勝地方の中心都市でありながら犯罪件数は少なく、のんびりとした生活が送れます。
地域コミュニティも強く、防犯意識が高いエリアです。
江別
札幌近郊に位置する江別は、ベッドタウンとして発展しており、ファミリー層に人気があります。日常的にパトカーが巡回しており、犯罪件数は低水準です。
教育環境も整っており、「治安の良い街」として評価されています。
関連記事:北海道江別市に移住するならどこがいい?おすすめエリアを解説
釧路
釧路は北海道東部の中心都市で利便性に優れながら、釧路湿原などの自然も豊かなエリアです。
釧路駅の徒歩圏内に飲み屋街がありますが目立つ事件はなく、移住者などの口コミでも安心して利用できるという意見がほとんどでした。
2024年の検挙率は48%と全国平均の38%より高く、警察による再犯防止も積極的に行われており、安心して生活できるエリアです。
参考:釧路警察署管内の犯罪発生・検挙状況
関連記事:釧路は住みやすい?移住のメリットと注意点を徹底解説
小樽
小樽は、2024年に800万人もの観光客が訪れた北海道有数の観光都市です。しかし、観光客数の多さに対して、治安は比較的安定しています。
参考:小樽市 令和6年度 小樽市観光入込客数の概要
地元住民の地域活動が盛んで、防犯意識が高いことも特徴です。住宅エリアは落ち着いた雰囲気で、安心して暮らせます。
関連記事:小樽に移住したい!街の魅力や支援制度は?必要な費用等も詳しく解説
北海道の治安ランキング20|人口4万人未満の市町村
以下の表は、人口規模が小さいエリア(人口4万人未満)で、刑法犯総数が少ない順に並べたものです。
市町村の特徴も記載したので、移住や転勤・進学の際に、参考にしてみてください。
| ランキング | 市町村 | 人口 ※2024年 | 刑法犯総数 ※2024年 | 人口1,000人当たりの刑法犯認知件数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 雨竜郡沼田町 | 2,801人 | 6件 | 2.1 | 犯罪件数が少なく、農村地域として落ち着いた暮らしが可能。 |
| 2 | 河西郡中札内村 | 3,851人 | 7件 | 1.8 | 子育て支援に積極的で、治安の良さも魅力。 |
| 3 | 沙流郡平取町 | 4,460人 | 9件 | 2.0 | 地域コミュニティが強く、安心して暮らせる環境。 |
| 4 | 夕張郡由仁町 | 4,626人 | 11件 | 2.3 | 犯罪発生率が低く、住宅地としても注目される。 |
| 5 | 河東郡上士幌町 | 4,758人 | 13件 | 2.7 | 自動運転バスの実証実験が行われている。子育て支援も充実。 |
| 6 | 虻田郡ニセコ町 | 5,151人 | 15件 | 2.9 | 観光客が多いが治安は比較的安定している。 |
| 7 | 山越郡長万部町 | 4,823人 | 17件 | 3.5 | 交通の要衝だが大きな事件は少ない。東京理科大学長万部キャンパスがある。 |
| 8 | 上川郡美瑛町 | 9,341人 | 18件 | 1.9 | 人口に対して治安が良く、凶悪事件の報告もない。観光客にも人気の自然環境。 |
| 9 | 上川郡東川町 | 8,332人 | 21件 | 2.5 | 移住人気が高まりつつあり人口が増えているが、治安は良好。 |
| 10 | 夕張郡長沼町 | 10,010人 | 29件 | 2.8 | 防犯意識が高く、子育て世帯に人気。 |
| 11 | 夕張郡栗山町 | 10,776人 | 30件 | 2.7 | 北海道の平均水準以下の刑法犯遭遇率。新千歳空港まで車で45分の距離。 |
| 12 | 芽室町 | 17,837人 | 33件 | 1.8 | 犯罪件数が少なく、子育て世代に安心。 |
| 13 | 富良野市 | 19,639人 | 34件 | 1.7 | 観光地として知られるが、事件は少ない。 |
| 14 | 標津郡中標津町 | 22,094人 | 41件 | 1.8 | 自然豊かで落ち着いた地域性が特徴。 |
| 15 | 砂川市 | 15,372人 | 45件 | 2.9 | 地域活動が盛んで、防犯力が高い。市民一人当たりの都市公園面積は日本一。 |
| 16 | 白老郡白老町 | 15,299人 | 61件 | 3.9 | 自然やアイヌ文化などの観光資源が多い一方で、事件は少ない。 |
| 17 | 根室市 | 22,650人 | 63件 | 2.7 | 道東の港町だが、大規模犯罪は少ない。 |
| 18 | 深川市 | 18,445人 | 77件 | 4.1 | 重大事件が少なく、静かで住みやすい環境。北海道の米どころとして有名。 |
| 19 | 網走市 | 32,062人 | 108件 | 3.3 | 地方都市で人口約3万でありながら治安は安定。東京農業大学の北海道オホーツクキャンパスがある。 |
| 20 | 滝川市 | 36,811人 | 132件 | 3.5 | 札幌・旭川の中間部にあり、JR・バス・高速道路によるアクセスに優れている。利便性がありながら、一般的な防犯意識があれば問題のない治安。 |
参考:公益財団法人国土地理協会 2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(2024年4月時点)
北海道警察 市町村別犯罪発生概況 (令和2年~令和6年) 認知・検挙件数 【確定値】
小規模自治体は高齢化が進んでいるものの犯罪発生率は低く、自然に囲まれて生活したい人にオススメです。
治安が悪いエリアの特徴と原因は?
北海道の中でも治安に不安を感じやすいエリアには、いくつかの共通点があります。たとえば、人口の集中や経済規模、観光地としての特性などが大きな要因として挙げられます。
詳しく見ていきましょう。
「人口密度・観光客の多さ」が影響
人口が集中している都市部では人の往来が増えるため、どうしてもトラブルや犯罪発生のリスクが高まります。
とくに観光都市や繁華街を抱えるエリアは、観光客を狙った窃盗や飲酒絡みのトラブルが起きやすい傾向があります。
たとえば、札幌のすすきのや函館のベイエリアなどがその典型と言えるでしょう。
「犯罪種別」から見るリスクとエリア傾向
治安の良し悪しは単純な犯罪件数だけでは測れません。
たとえば、特殊詐欺や自転車盗といった軽犯罪が多い都市もあれば、暴力事件や傷害事件の比率が高い都市も存在します。
北海道でも、都市部では後者の割合が増えがちです。下記に人口の多い都市として札幌・旭川・函館の犯罪種別をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
| 刑法犯の分類 | 札幌 | 旭川 | 函館 |
|---|---|---|---|
| 窃盗犯 | 7,758件(68%) | 708件(59%) | 752件(61%) |
| 凶悪犯 | 117件(1%) | 13件(1%) | 15件(1%) |
| 粗暴犯 | 1,467件(13%) | 210件(18%) | 153件(12%) |
| 知能犯 | 476件(4%) | 50件(4%) | 62件(5%) |
| 風俗犯 | 360件(3%) | 50件(4%) | 54件(4%) |
| その他 | 1,252件(11%) | 164件(14%) | 196件(16%) |
| 計 | 11,430件 | 1,195件 | 1,232件 |
参考:北海道警察ホームページ-統計- 市町村別犯罪発生概況(令和2年~令和6年)認知・検挙件数(確定値)
一方、農村部では自転車盗難などの軽犯罪が多く、深刻な凶悪事件はほとんどありません。
ただし、利便性は都市部に劣るため、移住を検討する際にはバランスを見極めるのが重要です。
実際の事件傾向と地域にまつわる事例
北海道警察や報道で取り上げられる事件から、地域ごとの特徴を知ることも大切です。過去の事例を把握することで、移住後に注意すべきポイントが見えてきます。
すすきので目立つ犯罪の傾向
札幌の「すすきの」は北海道随一の繁華街であり、夜間の飲酒トラブル・ぼったくり被害・窃盗といった犯罪が集中しやすい傾向にあります。
人も店舗も多い「すすきの」の犯罪発生率は面積比で北海道全体の149倍と言われており、女性や一人歩きの人はとくに注意が必要なエリアです。
参考:札幌市 ススキノ対策
過去に報道された重大事件の概要
北海道では時折、全国ニュースとなる重大事件が発生しています。旭川でのいじめ問題や、札幌で発生した殺人事件などを覚えている方も多いでしょう。
しかし、北海道の住宅街はおおむね治安が良く、繁華街でも一般的な防犯意識があれば事件に巻き込まれることはほとんどありません。
北海道に限らず、人口の多い都市では重大事件発生の比率も高くなります。
札幌・旭川・函館などの人口が多い都市に居住する多くの人が、普段安心して暮らしていることも把握しておきましょう。
地域別に実践できる防犯・安心施策
治安状況を正しく理解したうえで、日常生活に犯罪対策を採り入れることが安心・安全につながります。
住民向け・来訪者向け|犯罪対策方法一覧
地域住民は次のような防犯を行うとよいでしょう。
- 住宅街では鍵の施錠や防犯カメラ設置などの基本対策が有効
- 自転車や自動車は駐輪場・駐車場に停め、必ず施錠する
- 高齢者や子どもに対しては、地域パトロールや見守り活動が効果的
人口の多い都市部では観光客も被害に遭いやすいため、スマートフォンや財布などの貴重品は肌身離さず持つことが推奨されます。
また、地域住民も観光客も、繁華街での夜間の一人歩きを避け、声掛けや勧誘には応じないといった対策が有効です。
北海道の県民性は?どんな人が多い?
北海道へ移住や転勤を控えている場合、地元住民の傾向や民度が気になるという方も多いでしょう。
北海道の県民性は「おおらかでのんびり」と言われています。
明治時代に開拓によって発展した土地なので、移住者にも比較的オープンで、人間関係のストレスが少ない点が大きな魅力です。
防犯意識は地域によって差があり、北海道の地方では犯罪発生率が低いため、犯罪に対する対策が不足している場合もあります。たとえば、防犯カメラがない、警察の巡回が少ないなどです。
参考:北海道芽室町 調査結果報告書
一方、都市部では警察や自治体が主導するパトロール活動が活発に行われているほか、外出時は短時間でも施錠したり、夜道を避けたりと防犯意識を一定の水準に保っています。
参考:札幌市 令和6年度インターネットアンケート調査結果調査テーマ【防犯について】
移住者・居住者の声|治安エピソード
実際に北海道に住んでいる人の声を聞くと、統計データでは見えないリアルな治安感覚が伝わってきます。
住んではいけない街ランキングから見る北海道
一部週刊誌やネットメディアでは「住んではいけない街ランキング」や「二度と住みたくない街ランキング」などが発表され、北海道では旭川や札幌の一部エリアが名前を挙げられることがあります。
これらは過去の事件や治安のイメージを強調したものがほとんどで、地域全体が危険というわけではありません。
北海道に移住した人の口コミやブログを見ると、治安面で不安を覚えているのは、人口の多い都市の一部エリアに対してが多く、ほとんどの地域は安全ということが分かります。
ただし、北海道は冬季に寒さが厳しく降雪量も多いことから、移住を後悔する人も一定数いるため、治安以外の地域特性を把握することも重要です。
関連記事:「北海道移住はやめとけ」「後悔する」という意見の理由と、対策方法を解説
北海道は住みたい街ランキングでも上位
一方で「住みたい街ランキング」では札幌や小樽、北広島といった都市が上位に入ることも多く、治安面だけでなく利便性や生活環境の良さも評価されています。
移住を検討する際には、ネガティブなイメージだけにとらわれず、生活全体のバランスで判断することが重要です。
北海道 治安に関するよくある疑問(FAQ)
ここでは、北海道の治安に関する質問について回答しています。
Q.北海道で治安がとくに良い・悪いエリアはどこ?
A.治安が良いのは郊外や農村部の町村で、人口規模の小さいエリアほど犯罪件数は低水準です。
一方、札幌のすすきのや旭川の繁華街などは犯罪リスクが高く、夜間は特に注意が必要です。
Q.すすきのの治安、夜でも安全?
A.繁華街として夜間に賑わうすすきのですが、一人歩きや過度な飲酒を避ければ大きなトラブルに巻き込まれる可能性はほとんどありません。
防犯カメラや警察官のパトロールも多く、適切に行動すれば比較的安心なエリアです。
Q.北海道では羆(ヒグマ)にも注意が必要?
A.北海道ならではのリスクとして「ヒグマの出没」が挙げられます。札幌などの都市部でも毎年ヒグマの目撃情報が相次いでおり、人身事故も起こっています。
参考:北海道 ヒグマによる人身事故等発生状況
とくに、郊外や山間部ではクマによる被害が毎年報告されており、2025年にも死亡事故が発生しました。北海道で登山やキャンプを行う際は事前の情報収集が不可欠です。
北海道の治安を把握して移住を成功させよう!
北海道は都市部と地方で治安に差があるものの、全体的に落ち着いた地域が多く、安心して暮らせる環境が整っています。
大切なのは、データと実際の地域特性を理解し、自分に合った暮らしやすいエリアを選ぶことです。
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