
アパート・マンションを持っている大家さんの中で、所有している感覚は皆さん持っているが、経営しているという感覚を持った大家さんは、少ないように思います。
私が思うには、あくまでもアパート・マンションは所有しているのではなく、経営しているのだから当然、経費がかかってきます。入金になった家賃が全て収入で、部屋の修繕費やアパートの維持・管理費は、なるべく出費したくないという、経営感覚が無い大家さんが結構多い。
アパート経営は、部屋が商品です。商品であるから、汚くて割高な商品(部屋)よりは、安くてキレイな商品(部屋)が早く売れるのは当然です。女性も、綺麗な方はスッピンでも綺麗だが、それなりの方は、化粧をしたり、エステに行ったりとお金をかけて努力してます。
部屋をキレイにするためには、クロスを張り替えたり、古ぼけた照明を交換したりと経費がかかります。キレイにする経費を惜しんで、6ヶ月も1年も部屋を開けておくより、最初に経費をかけて、すぐに入居してもらった方が絶対に得だとおもうのだが・・・。
経営感覚の無い大家さんは、目先の出費するお金にはウルサイが、部屋が決まらないことで本来入って来るべき家賃を損失と考えれないようだ。そういう大家さんに限って「部屋が決まらないのは、不動産屋の力不足だ」とか、「広告の回数が少ない」とか言って、こちらのアドバイスも聞こうとしない。
これからの時代、経営感覚の無い大家さんは、アパート・マンションを所有していけなくなり、経営感覚が優れた大家さんが、生き残っていくと思います。
|