競売物件を、いくつか取り扱っている内に気がついた事があるのですが、競売物件の約半数は、非常にだらしない飼い方で、ペットを飼っている場合が多いということです。
一般の家では、半数の方がペットを飼っているわけではないので、これは、やはりかなりの高率ではないかと思います。
外で犬を飼っている場合は、大型犬が多い。玄関先でよく吠えてチャイムさえ押せず、家に近づくことが全くできない、借金取り立て対策犬である。
室内でネコを飼っている場合は、壁紙クロスはカキムシリ状態、床のフローリングもキズだらけ、トイレの始末もあまりしていない場合が多い。
先日の競売物件では、室内で小型犬を飼っていて、玄関内がその犬のトイレらしく、簡単な木の枠が有り、その中に新聞を敷いた簡単な物だった。
そこに犬が糞尿を排出すると、その上に又、古新聞を敷き、その上に糞尿をすると、又その上に古新聞の繰り返しで、何層にもなり50cm以上の高さになっていた。まるで、犬の糞尿のバウムクーヘン状態、いや丸くないので、ミルフィーユ状態である。写真で見せることが出来ないのが残念である。
上の写真の競売物件もネコを飼っていたが、見ての通り壁紙クロスもいたる所、カキムシリ状態、台所の換気扇に至っては、入居してから一度も掃除したことがないような油とホコリとネコの毛がこびり付き、すでに換気扇として機能をしていない。
このように、ルーズな性格だから家を手放すような結果になるのか、それとも、競売になってしまったので、「もうどうでもなれ」ということで、このような状態になるのか、定かではないが。
私は、やはり性格的なものだと思うのですが、皆さん、どのように思います?
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